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【第2回】おしゃべりする意味がわからないと感じ始める(小中学生時代)
幼稚園の時は全然気にもしていなかったと思いますが、小学校に入って急にみんなが2人とかそれ以上のグループで一緒にいることに気づきました
そしてみんな何かおしゃべりをしている
そんなに話すことあるのかなぁ、そんな用はないけどなぁと思っていました
でも途端に孤独感を覚えました
なんとなく空気を察知したんだろうと思います
とはいえ、自分から話しかけることもできなかったので、ずっとどこかを見ていました
話しかけられると一瞬嬉しくなるも、何をしゃべっていいのかわからなくて、とにかく相手に合わせることに一所懸命でした
基本的にはずっとこんな感じで小中学生時代を過ごしました
女の子から、◯◯くんの手は女の子みたいって言われることがあって、平静を装っていたものの、内心はとても嬉しかったのを覚えています
小学校高学年になった頃から、女の子の体型や髪型、服装がとても気になり始めました
中学生になると、セーラー服にとても憧れました
そして、先輩女子がとても大人びて見えて、ますます憧れが強くなりました
ただ、ずっと男子として生きてきたので、この興味が男性の性徴によるものなのか何かわからなくて、自分は変態かもしれないと思っていました
勉強した記憶はほとんどありませんが、なぜかテストの成績はそれなりに良かったです
ゲーム感覚でできたような、それこそ直感で解いていたら結果がよかったような感じです
あと、本を読むのはまったく興味がありませんでしたが、くまのプーさんには時間を忘れるほどハマりました
中学生になると、同じクラスにいた、いわゆるヤンキーに目をつけられて、断りきれずカンニングの手伝いをしていました
パシリまでさせられようとしたので、休み時間はいつもどこかに逃げ隠れていました
修学旅行の時は、バスの中で寝ていたら後ろから水をかけられる始末
ちょっと大袈裟なリアクションで笑わせるのが精一杯でした
これではヤバいと思って、昔とったきねづかもあって、スポーツをとにかく頑張るようになりました
それが功を奏したのかわかりませんが、幸いにもそれからターゲットになることはありませんでした
かといって、底辺のままです
ターゲットの子を見るたびに痛かった
高校に行けば彼らから離れられる
とにかく早く卒業したかったです
自分はどうしたいんだろう・・・
どうなりたいんだろう・・・
モヤモヤ感はそれからずっと続きます