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「エンディングノートってなに??②」
前回に引き続き、エンディングノートについてのお話です。
エンディングノートの作成方法
では、エンディングノートはどのように作ればよいのでしょうか。
形式などが決められているわけではありませんから、どのようなノートでも問題はありません。手書きでなくてもパソコンやスマホで入力するのもよいと思います。
ただ一から白紙の状態から書くのは難しいと思います。
手書きのエンディングノートは無料で配布している自治体もありますし、市販されているものもありますから、それを利用するのもよいと思います。
何から書き始めればよいの?
エンディングノートについては、何から書き始めてもよいと思います。
既成のエンディングノートを使う場合、項目がいろいろありますが、財産の整理、セカンドライフでどこで暮らしたいか、終末医療が必要になった場合の対応、ご家族への思い・・・などご自身が気になるところから書いていくのが良いかと思います。
※ただ重要な情報を記載することになりますから、注意は必要です。
キャッシュカードなどの暗証番号を記載することは控えましょう
書いてみることで、ご自身の意外な本音を見つけ出せるかもしれません。
問題が起きそうなポイントを探してみましょう
ある程度書いた段階で、何か問題が起きそうなところはないか、というのを考えてみましょう
例えば、
・有料老人ホームに入りたいが、不動産を売らないと経済的に難しい
・子どもの中でも特に財産を相続させたい人がいる
・家族以外の人・会社に財産を譲りたい
・自分が亡くなったあと、高齢の配偶者が相続手続ができるのか
このように問題点があぶりだされたら、きちんと準備をしておくことが大切です。
そのためエンディングノートを書き終わった時点で、次のステップに移ることも検討する必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
エンディングノートはあくまでもご自身の気持ちの整理や、セカンドライフ、相続対策の準備です。
そのためエンディングノートを書き終わったら、必要に応じて遺言や任意後見契約、死後事務委任契約等の準備を行う必要があります。
ただ自分だけではどうすればよいかと分からない方もいらっしゃると思いますから、この時点で一度弁護士にご相談いただき、相続対策に着手することをお勧めします。
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