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「エンディングノートってなに??①」
エンディングノートのこと知っていますか?
ここ数年で相続問題に関心があるという方が増えたのではないかと思います。
それに伴い「エンディングノート」という言葉を耳にする機会も増えたのではないでしょうか?
このエンディングノートについては、「遺言と違うの?」、「いつから作っておくべき?」といったご質問をいただくことがあります。
そこで、今回はエンディングノートについてお話します。
エンディングノートには何を書くの??
まずエンディングノートは法律上の概念ではないので、正確な定義があるわけではありません。
そのため、これを書かなければいけないというのもないですし、形式も自由です。
一般的には
・ご自身の財産の一覧
・大きな病気を患った時の治療方針(例えば延命治療を望むかどうか)
・お葬式の方式
・家族・友人へのメッセージなど
を書いておく方が多いと思われます。
エンディングノートの役割
このエンディングノートは、遺言や任意後見契約などの前段階として、ご自身の整理のために作成するという役割も担っています。
例えば、ご自身の財産を書き出してみることで、自分の財産の大半は不動産だ=相続トラブルの可能性がある、という気付きがあったり、ご家族に対する財産を継がせるプランを思いついたりすることもあります。
また遺言などを作ろうと思っても、二の足を踏んでしまう方も多いかと思います。
ただエンディングノートを1ページずつ書いてみるということであれば、そこまで抵抗はないのではないでしょうか?
当事務所でもエンディングノートに関するセミナーを実施しておりますが、相続対策の第一歩として作成をすることをお勧めしております。
遺言を作るのは気が重い、と思われる方はまずはエンディングノートから作成してみるのはいかがでしょうか??
※なお、エンディングノートはそのまま遺言や任意後見契約として効力を有するわけではありません。その点は注意が必要です
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