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モロッコから余談(1)

モロッコとアルジェリアの仲が悪いのはご存知ですか?
昨日もこんなニュースが出てました。

記事のタイトルは「リビア、モロッコをマグレブ連合から排除しようとするアルジェリアを撃退」というものです。
マグレブ連合(アラブ・マグレブ連合)というのは、北アフリカにあるモロッコ、アルジェリア、リビア、チュニジア、モーリタニアの5ヶ国で構成されている連合のことです。
1989年にモロッコのマラケシュで連合の設立に関する条約が調印され、本部はモロッコの首都ラバトにあります。

二国の不仲は様々なところで垣間見えるのですが、このマグレブ連合に関してのみ言えば、アルジェリア(に同調する形でチュニジアも)はこの連合からモロッコを排除することを常々目標にしているようです。

長くなってしまうので、ここではなぜこの二国が不仲なのかについては詳しく触れませんが、気になる方は是非調べてみてください。

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今日話したいのはこの二国の不仲ではなく、アルジェリアの大統領についてです。

アルジェリアの現在の大統領は、アブデルマジド・テブン(عبد المجيد تبون)という方です。2019年から現職です。
どうやら、この方の苗字であるテブン(تبونが、モロッコ方言アラビア語(ダリージャ)では口に出すのも憚られる、下品なスラングと全く同じ単語なのだそうです…。

そのせいで、政治に関する授業の時にも、教師も含めてみんな彼の名前をフルネームで言うのは避けるそうです。


こんな感じで毒にも薬にもならない余談をこまめに更新できたらと思います。

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