【トビタテ!留学JAPAN15期】ギリギリで駆け抜けた合格体験談(前編)
この度、トビタテ!留学JAPAN新・新日本代表プログラム大学生等対象のダイバーシティコースに合格しました!!!!!👏👏👏
体験記やTwitter等を見ていると、何か月も前から用意して、トビタテのOBOGからの添削や、トビタテ候補生同士での練習会等を開催・参加して…と、めちゃくちゃ準備をしているイメージがあります。
\しかし!/
「直前になって知ったから、あまり時間をかけて準備ができない…」
「トビタテOBOGに声をかけるのが恥ずかしい…」
という方へ朗報です📢
それら全てができないまま、なんとか合格した私がどんな感じで受験に臨んだのかをここに記録し、皆様の心理的ハードルを下げようと思います!
実際のスケジュールがイメージしやすいように(記憶の新しいうちに備忘録も兼ねて)、時系列で書いていきます◎
最後には書類作成にあたって意識した点を書いています。こちらは余裕を持って応募する予定の方にも参考になる内容だと思います!
※もちろん、多くのトビタテ生のようにきちんと準備して、練習して、満を持して本番に臨むのが最善ではあると思います…
応募~書類選考
2023年1月31日
友達のストーリーで今日が応募の学内〆切であったことを知る、間に合うはずもなく応募を諦めることに
このスケジュールを見て、完全に2月から募集が始めるものだと思い込んでいた&学内でも締切があることを知らなかった(掲示板を確認するはずもなく…)&休学中であったため、大学の掲示板を見る習慣がなくなっていた(学内応募開始に気づかなかった)
2023年2月7日
書類の提出が学校ごとから個人に変更になり、再提出を求められているということを友達から聞く
→この提出に間に合ったら、出せたってことにしてもらってもいいですか?とダメ元で支援室に聞いてみることに
→明日(2月8日)の17時までに提出できるなら、特例で受け付けます、と言っていただけた(※絶対に真似しないでください※)
※本当の再提出期限は2月15日(水)なので、かなり厳しめ
2023年2月8日
学内提出の存在すら知らなかったため、書類を用意しているはずもなく、必要書類をかき集め、書くことが本当にたくさんある準備書類を徹夜で書いて、なんとか提出に間に合わせる
→一旦支援室のチェックを受けて、ガクシーでも提出する
書類通過~合格まで
2023年4月20日
書類審査の結果が出るはずが、音沙汰無し…
2023年4月28日
痺れを切らして支援室に問い合わせ
→トビタテ事務局からの結果が遅れているため、合格通知が5月上旬になることを知らされる
2023年5月1日
書面審査合格のメールが届く
→続けて、筑波大学のトビタテOB・OGによる面接サポートの案内があり、サポートを希望することに
予定が合わず、私の準備も間に合わず、結局サポートは受けられず…
学内でのグループディスカッションの練習会の案内も届いたけど、そちらも予定が合わず、参加できなかった
2023年5月16日、18日
空きコマの短い時間で研究室の同期や先輩、後輩に発表を聞いてもらい、フィードバックをもらいながら、発表用のスライドや構成を推敲
2023年5月20日
二次審査(面接)当日 → 書くことがたくさんあるので、これは後日別のnoteにまとめます!
2023年6月27日
姪に移された風邪で寝込んでいたら、大学から合格の連絡が!
晴れてトビタテ15期生に✨
【完全自己流】留学計画書&自由記述書で意識した点
留学計画書作成で意識した点
留学計画書で書くことは以下のとおりです。
結構書くことが多いですよね…自分でもこれを一晩で書き終えたことが奇跡のように感じます……😇
では、それぞれの内容について意識した点を書いていきます!
・留学のタイトル
私のタイトルは、「モロッコ目線で世界を見て、真の地域研究を追求する」でした。
ここは、自分の留学の内容とその成果をわかりやすく簡潔に表現することを意識しました。
かっこいいタイトル、キャッチ―なタイトルもいいですが、内容が伝わらなければ意味がないかなと私は考えました。
今となっては「地域研究」という専門外の人にはわかりにくい言葉を使ってしまったことを後悔しています…。
・留学の目的、留学計画の達成目標および概要
お題で提示されていることに対応するように、留学の目的→その達成のために必要な目標→留学の成果を冒頭に記載しました。
他に「実践活動」を含めることと、自身が留学することの意義を含めることという指定があるため、これらの内容を盛り込んで書いていく必要があります。
それぞれの問いに対する答えを書き連ねるのではなく、順番が前後することは気にせずに、文章全体のつながりが途切れないようにすることを意識して作成することが大切だと思います。
この留学計画を初めて読んだ人が、なぜこの人がこの国に留学する必要があるのかがきちんと伝わるように、文章の構成や流れを意識しました。
・留学の成果およびその測定方法の詳細
私は自分の研究テーマと留学がかなり密接に関連しているので、留学の成果としては「修士論文」を挙げました。ただ、修論の測定方法の詳細については言及していませんでした…。
このパートについては私を参考にしない方が良いかと思います(小声)
・期待できる留学の成果の活用
期待できる成果として挙げたのは、正直パッとしないものばかりで、ここもあまり参考にはならなそうです…(割愛)
・留学計画の実現のための具体的な取組
ここでは、現地語であるアラビア語(フスハーを少し)とフランス語の学習を継続的に行っていること、大学2年生の頃から練ってきた計画であること、同じようなプランで留学した前例が存在することを書きました。
ここも各々の状況に合わせて、アピールできそうなことを詰め合わせるくらいしかできなそうです。
・トビタテに対して自分が貢献できることとしてのアンバサダー活動およびエヴァンジェリスト活動について
アンバサダー活動としては、留学先の大学にある日本サークルの活動への参加を、エヴァンジェリスト活動としては、留学の記録と留学相談窓口としてのInstagramでの活動をアピールしました。
私自身は、ここで活かせるようなスキルがさほど存在しなかったのですが、もしそのようなスキルをお持ちの人はここで存分にアピールすべきだと思います!
例えば、動画編集ができる人なら、留学生活のプロモーションビデオを作成するとか、そういう強みがある人はもっとこのパートを華やかにできるかもしれません。
自由記述書作成で意識した点
自由記述書に書く内容には以下のような指定があります。
①留学によってどのような自分になりたいか
②困難を克服した経験。過去に困難に直面したときにどのように対応し、その経験から何を学んだかを記載してください。
③留学を通じて得た成果を社会にどのように還元するか
④その他自己アピールポイント
私の作成した自由記述書は、
A. 完結な自己紹介→④
B. ライフプラン→①+③
C. 困難の克服とその教訓→②
D. 余ったスペースにロシア一人旅の写真→④
という構成でした。
今回は特にこだわったBとCのパートについて、意識した点をご紹介します。
【Bパート:①留学後の理想像+③留学成果の社会への還元】
まず、大前提として大切なのが、留学自体が目的にならないようにすることだと思います。
留学成果を社会にどう還元するかを聞かれるあたり、トビタテが欲しい人材は、留学の先の社会的意義のある目的達成のための手段として留学を必要としている人であることがわかります。
したがって、以下のような流れでこのパートは構成されています。
この構成を私自身が書いた内容に置き換えると、以下のようになります。
これらを「ライフプラン」として書くことで、「私は将来を見据えて、その逆算で留学の必要性を感じている!」とアピールすることができます。
文章で説明することも重要ですが、個人的には直感的に理解できるようなグラフも併記することがおすすめです。
私はまず上記のようなグラフがあって、そのあとに文章で詳細に説明するという形で作成しました。
【Cパート:②困難を克服した経験。どのように対応し、そこから何を学んだか】
ここは指定のある通り、
という流れで書いていきました。
特に意識した点は、これはあくまで「トビタテ」で求められている困難の話なので、きちんと留学に寄せた内容になるようにした点です。
私自身は留学の実現にあたってかなり困難に直面したので、そのことを題材に書きましたが、もしそうでない人は、困難克服の経験から得た「学び」「教訓」が留学にも活かせるような内容であればいいと思います👌
以上、いろいろと書いていたら結構長くなりましたが、これからトビタテに申し込むかもしれない方、一夜漬けで書類作成に挑む方、そんな皆さんの一助となれば幸いです!
面接対策や、実際に面接に持って行ったスライドについては、後編で詳しく書こうと思いますので、もし興味があればそちらも気長に待っていただければと思います。
なにがともあれ、トビタテ合格できてよかったーーーー!