【トビタテ!留学JAPAN15期】ギリギリで駆け抜けた合格体験談(後編)
ついにトビタテ!16期の募集に関して情報が解禁されましたね!!
2024年8月1日~2025年3月31日の間に留学する予定がある方必見です!✨
\\トビタテ!留学JAPANの(私的)魅力ポイント//
◎成績・語学力不問!
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前回に引き続き、二次審査の面接・グループディスカッションの対策や当日の様子について書いていきます!
二次審査について
トビタテ!の審査基準とは?
書類審査と二次審査の面接では、上記の点が見られていることを意識した準備・対策を心掛けましょう!
二次審査の内容とは?
二次審査は、以下の2つです。
プレゼン資料作成
二次審査における留学計画のプレゼンのタイミングは2回あります。
1回目は、個人面接の冒頭。2回目はグループディスカッション前の4分間です。
個人面接の30分では、グループディスカッションに比べて時間があるため、自己紹介も含めて10分程度のプレゼンになるように作成しました。
以下、自己紹介と留学計画に分けて書いていきます!
発表方法
「発表方法は自由」とされているので、決まりはないのですが、私は動画を作ったりするスキルもないので、Canvaで作成したスライドを印刷して、A3のスケッチブックに貼って、紙芝居のようにして発表しました!
パソコンの画面より大きく見せるためにこの方法にしたのですが、結構スケッチブックを持ってきている人は多かったです。
プレゼン資料作りは、自分の使いやすいツールを使うのが一番いいと思いますが、私自身は無料素材がたくさんあって、直感的に使いやすいCanvaが好きです!
https://www.canva.com/ja_jp/learn/easytodesign/
作成したスライドはA3でカラーコピーして、テープのりでスケッチブックに貼り付けました!
スケッチブックは以下のものを購入しました。
筑波大生なら、1A棟のスープファクトリーと同じ階にある、謎の場所で拡大印刷のサービスを行っているので、そこを使うのがおすすめです!
自己紹介パート
このパートは、個人面接でのみ使用しました。時間配分としては4~5分を目安です。
自己紹介の1ページ目は、履歴書風のデザインにして自己紹介の基本的な情報を載せました。
写真はモロッコっぽさ(?)を出すために、イランに行った時のものを使いました。
手書きで書き込んだ方が履歴書っぽいかと思い、実際には印刷したものにピンクのペンで書き込む形にしました!
趣味・部活・長所・短所は、ただ事実を羅列するというよりも、そのあとの話(自己紹介の続き、特に留学計画)に繋がるようなものを優先して記載しました。
2ページ目は、留学に関連するような自分の情報の中で、特に伝えたいことを載せました。
【家族】奨学金がなぜ必要なのかという説明
【語学力】留学のためにしてきたことのアピール
【海外経験】好奇心とチャレンジ精神のアピール
他の人の自己紹介をきちんと見ていないのでなんとも言えないのですが、こういうスライドは正直なくてもいいと思います笑
でも、特にアピールしたい経歴等があれば、バンバン書いていいと思います!
留学計画パート
このパートは個人面接だけでなく、グループディスカッション前のプレゼンでも使用することを想定して4分を目安に作成しました。
3ページ目は、留学のタイトルとTHEモロッコという感じの画像を載せて、表紙のようなものを作成しました。
4ページ目は、アブストラクトのようなものを作成しました。
留学自体が目的なのではなく、あくまで夢を叶えるために必要な1つのステップであるということをアピールすることが目的でした!
なので、将来の夢→その手段→そのために必要なスキル(今はない)の順番で説明しました。
5ページ目は、「なぜ関わりのなかった中東・北アフリカ地域に興味を持ったのか?」という部分を説明するために、原体験に関連したわかりやすい画像を載せました。
このページは、原体験から現在まで自分がなにをしてきたのか、それをきっかけにどのような変化があり、現在の問題意識・目標に繋がったのかを説明するために作成しました。
7ページ目は、私の夢を叶えるまでを4ステップに分けて、それぞれのステップを簡潔にまとめたものです。ここは質疑応答のような時間で深堀してもらえると確信していたので、わりとサラっと説明しました。
8ページ目では、これまで国名が一度も出てこなかった「モロッコ」をなぜ留学先に選んだのかを説明しています。視認性を意識して、太字と赤文字の使い方、フォントや行間にもこだわりました!
9ページ目でやっと具体的な留学計画の説明をしました。
中身としては、座学パート(交換留学)、実践活動(インターン)、アンバサダー活動(日本サークルへの参加)、エヴァンジェリスト活動(このnoteのようなSNSでの発信)という形でまとめています。
面接練習
私は5月20日に二次審査があったのですが、大学からの書類審査の結果通知が5月1日にやっと来たため、その日からプレゼン資料の作成を始めました。
結局、先ほど紹介したプレゼン資料が作成したのは二次審査の数日前で、面接の練習に費やせたのは2日間程度でした…。
私はトビタテOG・OBに面接練習を依頼するようなことが、なんとなく申し訳なさが勝ってできなかったため、空きコマや休み時間を使って研究室の同期や先輩、後輩に付き合ってもらっていました!
誰もトビタテを受けたことがなかったのですが、論理的かどうかという点や、資料の見やすさ、経験の見せ方(伝え方)についてたくさんアドバイスをもらうことができ、それらを参考に資料や構成の推敲を行いました。
私のようにグループディスカッションの対策をしないでいった人間からは、練習方法についてアドバイスできることはないのですが、私自身が練習の際に意識していたことを書いておきます!
丸暗記は避ける
間違いのないように、暗記したくなる気持ちはとてもわかるのですが、暗記してしまうと、実際の面接の際に「暗記してきたんだな」と面接官にも伝わってしまうことが多いと思います。なので、要点だけ必ず押さえて、それ以外の部分は大体アドリブでやるようにしていました。
会話するくらいの力の抜き方で
二次審査の面接は、和やかな雰囲気で進むことが多いという事前情報を目にすることが多いと思いますが、実際就活のような緊張感はなく、優しく話を聞いてもらっている人が多い印象でした。
そのため、面接練習の際には、相手のリアクションに対しての反応も交えながら、会話のようなイメージで力を抜いて話すようにしていました。
二次審査当日の様子
面接会場は霞が関にある文部科学省で、私は16:00から面接でした。
集合は面接開始の30分前だったため、15:15には着くように筑波大学から向かいました。
以下、当日の様子と、こうしておけばよかった…!という後悔を書いていきます。
当日の服装について
面接の際の服装ですが、「服装は自由です。自分らしさを表現できる格好で参加してください。」とされています。
こんな書かれ方したら、印象に残るようにちょっと個性的な服装で行きたいと思ってしまいますよね…!😏
ドキドキしながら会場に向かうと、スケッチブックを持ったいかにもトビタテ!の面接に受けに行きそうな人たちには出会うものの、皆さんスーツかセミフォーマルばかり…。
めちゃくちゃ気後れしながら会場に着くと、サリーやアフリカンっぽいワンピースを着た人、法被を着た人、など個性的な服装の人もいて、正直ほっとしました笑
面接の際には、面接官をしてくださったトビタテOGの方が、ファティマの手を知っていて会話のネタになりました!
もう一人の、恐らくトビタテ!支援企業の人事であろう方も、服装についていろいろと質問してくださり、スーツじゃなくてよかった!と思いました。
スーツのようなフォーマルな服装の方も結構多かったのですが、私としては自分らしい(留学に関連のある)服装で行くのはかなりオススメです✨
待機時間の様子
集合時間になると、一斉にエレベーターで会場に向かいます。
受付でネームタグを受け取り、自分の番号の書いてある席に座り、個人面接開始を待ちます。
この時間は、トイレに行ったり、近くの人と話したりする人もいました。
私は、近くの人に話しかける勇気がなくて、黙って座っていました笑
個人面接とはいっても、パーテーションで区切られた大きな会場内で、全員同じタイミングで開始するものでした。
なので、前の回の人たちの個人面接が終わったタイミングで、次の回の人たちが一斉に会場内に入ります。
個人面接
個人面接は30分間で、公式には配分等は指定されていませんでした。
各スペースには、それぞれ面接官がいて、恐らくどこもトビタテOB・OGと支援企業の人事の方という組み合わせだったと思います。
スペースに着くと、すぐに「面接を開始してください」というアナウンスがあり、面接官の方の簡単な自己紹介から始まりました。
「好きに時間を使っていいので、あなたとあなたの研究計画について教えてください」と言われ、用意していたスケッチブック(プレゼン資料)を利用し、プレゼンを行いました。
概ね練習と同じくらいの時間配分でできたと思うので、恐らく15分程度でプレゼンを行ったと思います。
プレゼンを踏まえて、面接官2人からは以下のような質問がありました。
・フランス語、アラビア語どれくらいできるの?
・難民問題って解決できるの?
・解決ってどうなった状態のこと?
・解決のために必要な前提ってなんだと思う?
・どうしてそんな強い気持ちで難民問題に関わろうと思うようになったのか?きっかけは?
・STEP2(資料p.7)についてもっと詳しく教えて
それぞれへの具体的な回答は、ちょっと恥ずかしいので割愛します。
最後の質問については、私の回答がかなり後ろ向きなものだったため、面接官のお二人から、たくさんのアドバイスをいただきました笑
あれ、これってキャリア相談だったっけ…?と思ってしまうくらい、親身に私の卒業後のキャリア形成についてアドバイスをいただき、私にとっても本当に有意義な時間になりました!
ただ、面接の手応えのようなものはなにもなく(というか思ってたのと違っていたため、何もわからなくなった笑)、ちょっと不安ではありました。でも、面接官の方に私の熱意を十分に伝えきれたという実感はありました。
グループディスカッション
個人面接が終わってすぐに次の会場への移動があり、休憩時間等はなくそのままグループディスカッションが始まりました。
私のグループは、私を含めて4人で、同じテーブルに面接官が1人という構成でした。
恐らく、応募していているコースが同じ人が同じグループになるようにグループ分けされていると思います。
また、留学のテーマや関心が近い印象を受けたので、もしかするとそこも考慮して分けれているのかもしれません。
会場には一応パーテーションがあるのですが、個人面接に比べて会場が狭かったため、周りの声が結構聞こえて、大きな声で発表しないと聞き取れないくらいでした。
グループディスカッションの前に、1人4分の留学計画プレゼンがあります。
面接官からその場で発表順を告げられて、会場のアナウンスに合わせて一斉にプレゼンを行いました。
6人のグループもあるため、6人分の時間がとられていました。
なので、私たちのグループは2人分の時間が余るため、その時間はお互いの留学計画についての質疑応答の時間になりました。
この間、用意されていたA4の白紙にメモすることができました。
その後、全体の質疑応答があり、「留学をより良くするために大切なことを3つ挙げる」というディスカッションテーマが発表され、一旦個人ワークに移りました。
個人ワークとグループディスカッションでは、予め机に用意されていた「個人ワークシート」という紙を使用しました。
個人ワークの時間がどれくらいだったか覚えてないのですが、この時間で誰の留学計画のどのような点がなぜ大切だと思ったのかを3つ書き出しました。
その後、グループディスカッションに入り、それぞれが自分がいいと思った点を発表し合い、4人で3つの大切なことを選びました。
グループディスカッションの後に、代表者1名が面接官に対して発表するということになっていたため、発表者決めと発表の準備までディスカッションの時間で行いました。
ちなみに、私たちのグループはじゃんけんで発表者を決めたのですが、私は発表者ではありませんでした。
このグループディスカッションについても、正直手応えのようなものはなくて、ふわふわした気持ちで帰路につきました。
面接審査参加者交流会
その日の夜には、全国から集まる受験者同士の交流を目的とした交流会で、文部科学省の食堂?のような場所で行われるものでした。
私自身は達成感でドッと疲れて、任意参加だったので参加せずに帰りました。
面接審査の評価には一切関係ありません、と書いてあっても不安に思う人もいるかもしれませんが、私は行かなくても合格したので、本当に任意での参加でいいと思います!笑
二次審査対策・当日を通しての後悔
一次審査通過の連絡から20日で面接だったため、短い時間の中でやるべきことはできたと思っています。
しかし、唯一後悔していることは、事前に飲み物を買っていかなかったことです。
文部科学省内の会場に一旦入ると、途中で出ることはできない(そんな時間もない)のですが、会場内に自動販売機があるだろうと思って、なにも買わずに向かってしまいました。
ですが、会場には自動販売機はなく、結局なにも飲めないまま全ての面接を行いました。
緊張で口が乾くため、結構地獄でした…。
16期以降に選考を受ける方には、会場に入る前に買って持ってくるか、集合時間よりも早く着いていた場合には同じ建物内のセブンイレブンで購入することを強くおススメします!!!
かなりの超大作になってしまいましたが、私の体験談が誰かのお役に立てれば幸いです!
InstagramのDMは常に開けているので、もし質問等があればいつでも連絡してください💪
https://instagram.com/moroccoikuzo?igshid=MmIzYWVlNDQ5Yg==