ふた月に1度の大阪行き
仕事で関西方面に定期的に行く。多いときは週1で、少ないときは2ヶ月に1回くらい。だいたい出発当日普通に仕事をして、その日寝ないでAM3時頃に埼玉県を出発。だいたい大阪まであと1時間くらいの京都か、吹田市で仮眠をとるか、そのまま三重県あたりでモーニングを食べたりしつつ寝ないで行くことが多い。仕事もそうだが、せっかくいくので大阪、京都や道中の静岡、愛知など名神か東名でそこまで遠回りじゃなければ何か気になるお店を見つけておいて寄る。最近はモーニングの良さそうな店に立ち寄ること、輸入雑貨やアンティークの店、レコード屋。この3つの種類の店は必ず立ち寄っている。
大阪の手前で眠気を払うために立ち寄った草津市の「福ふく」前評判ではパンがうまい!ってことで期待。インターから近いのも助かる。ガッツリした住宅街の中にある普通の住宅の1階を改築してできたようなお店だった。先客は地元の常連らしき人が2組。お腹がすいていたのでモーニングセットと、フレンチトーストを注文。確かにパンがうまい。そしてフレンチトーストの付け合せの生クリームが手作りだと思うのだがやたらとうまい。これはまた寄ろう。店主の中年の女性もとても気持ちのよい接客で良かった。
大阪難波近くの、心斎橋はそういったジャンルの寄りたい店がたくさんあり、また歩ける範囲に集中しているので、車はビッグステップに停めて1500円だし、いつも空いているし、近くの公営駐車場は自分の車にとっては狭すぎて停めづらいからビッグステップ駐車場に停めることが多い。
前日の調査では大雨ってことで少しは涼しいかと思ったら、大阪までは雨模様であったが市内は晴天。かなり汗だくで着替えのためにあまり買うものがないけど渋々Tシャツを購入しその場で着替える。整ったところで沖野修也氏が経営するレコード店へ。数は少ないがかなり厳選されたセレクトというかんじ。5枚ほど購入。途中店内でかかっていた曲が気になり、質問をするとかなりのレア盤らしく非売品とのこと。ただ再発を仕入れるよう動いているとのことで気になるのなら写真でもどうぞと・・親切にしてもらう。「BHAKTI JAZZ」なる初耳のレコードだがあるきながらDiscogsで調べると5万近くする、たしかに高い・・。ただいくつかのお店では再発の予約注文もできるようですぐに聴きたかったのでESPECIALさんには悪いけども注文してしまった。しかし、沖野修也氏といえば20数年前に名前を知り、DJ学の本やコズミックビレッジのYMOカバーなんかで好きになったり、当時のクラブ系の雑誌にはいつも登場していた人だったから、なんというか見た目が厳ついので怖い店かな・・とビビってたら(店番の方は弟の沖野好洋氏だった・・かも?)すんごい気さくだった。なんかそんな想像とのギャップもあり嬉しくなってしまった。店を出て向かいの輸入雑貨屋は調べによると13時オープンなのだが15分ごとに入口までいくも一向に開かない。残念。
しかし本日は水曜日。7割くらいのお店が休み!その後寄ったN氏によると あー大阪は阪急のせいで水曜休みの文化ですねぇ。とのこと。そ、そうだったのか。
それにしても、寄りたかった店がほぼ壊滅的に休みだったのは残念。
ただ、その中でも初訪問のNEWTONEはこれまた良いセレクトで、中古はほとんど無かったが気になるレコードを5枚ほど。そしてホテルにもどってさらに通販で6枚ほど注文。サイトもかなり使いやすく素晴らしい。これは毎月注文する店がまた増えた。
実のところ、レコード屋は基本的には中古のオールジャンルのお店・・例えばディスクユニオンやレコファン、心斎橋ならキングコングのようなところが割と好きなんだが。リイシュー盤より古い盤のほうが好きなわけで。今回キングコングはなんと臨時休業。ついていない。とはいいつつ新品は新品でいま流通している盤が中心なわけで中古中心とはまた中身が違ってくる。昔とちがってEP800円、LP1900円みたいなころからすれば倍くらいの価格になってしまった今日この頃だがそれでも新しい盤を見て吟味して買うのも良いものだ。
てなわけで、明日は愛知で仕事。時間があれば大須でレコードでも見たいものだが。