何度でも、また出会いたい
10代の頃、とてもすきで繰り返し読んでいた本がある。菅浩江著『永遠の森 博物館惑星』。(今見たら、Kindle版は660円だった…!)
全世界の芸術品が収められた衛星軌道上の巨大博物館〈アフロディーテ〉。そこでは、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、日々搬入されるいわく付きの物品に対処するなかで、芸術にこめられた人びとの想いに触れていた。切なさの名手が描く美をめぐる9つの物語。
昔から美術やファンタジーがすきだったわたしにとってツボすぎるこの作品。あちこ