こな子

今日はいつもより空気が美味しいし、遠回りして帰りませんか

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最近の記事

些細な理由で冷めた瞬間(風呂)

誰にも一度は本当に小さい理由で冷めたことがあるのではないだろうか。 先日Twitterでバズっていたツイートに 些細な理由で冷めた瞬間を募集するものがあった。 私は1つ思い当たるものがあったがリプライを送るのは少しためらった。 ぜひ、ここで話させてもらいたい。 私には好きな人がいた。 彼はケチくさくて、端数の端数でさえ細かく割り勘男であった。 ある日、彼のお家に遊びに行った。 二人でご飯を作って、彼のお家のお風呂を借りた。 お風呂とトイレが一体型のユニットバスで

    • 発車メロディってええよな。

      この駅の発車メロディは変わってるんだよってホームを出る上りエスカレーターで言うから ギリギリ聞けないですね。なんて言いながら自分たちがさっきまで乗っていた電車をエスカレーターから2人で眺めていた。 帰りには聴けるかな、なんて話していたのに、帰りは違う駅まで歩いて違う電車で帰ってしまって そんなこともあったなぁと、思った時にはもう、私はあの駅の名前も路線も思い出せない。これから先、正解を聴いてもきっと彼の言うそれと、その音は交わらないのだと思うと寂しかった。 発車メロデ

      • テレフォンレディって知ってる?

        テレフォンレディ 聞いたことがない人もいるかもしれない。 テレフォンレディとは、男性と電話で会話をし、お金を稼ぐ女性たちを指す。 わたしはテレフォンレディを経験した上で、考えたことを述べたい。 私は某大手チャットレディの会社のテレフォンレディだった。 まず、時給がいい、しかも家で話すだけでお金が稼げる。 電話のみなので顔を見られないし、バレる可能性もほぼゼロ。 話すのが好きな人間、声に自信があるならもってこいかもしれない。 好きな時間に好きなだけ稼ぐことができ

        • キザな男友達の話

          ある男友達がいました。彼は私が高校生の頃から仲が良かったのですが、何年も会っておらず、歳を重ね再開。 彼の押しに負けご飯に行くことになりました。 食事をしつつ、会話していると、 あ、彼は私とワンチャン狙ってる?こう言うのって正直なんとなくわかったりしたりするんです。 私は昔話に花を咲かせましたが、お酒も飲まず。今日はそろそろ帰る。方向音痴なので駅に送ってくれと頼みました。 ___わかった。 彼は答えて歩き出します。すると急に私の手をとり、自分のポケットに突っ込みまし

          モテる褒め方を真面目に考えた

          褒められると大抵の人は嬉しいです。 でもこの世には褒められ下手な人間がいます 全国の私を含めたこじらせた人々は かわいい!と言われても 嬉しいけど…バカにしてる?なんて本気で思います。お世辞でも嬉しいです。でもなんだ小馬鹿にされてないか…? こんな私が考える、ネガティブな人々でも素直に喜べる、かつ印象に残る褒め方のポイントいくつか紹介します。 一つ目 自分ではないが自分であるものを褒められる。 ………は??? そうなんです。意味わからないんです。 簡単

          モテる褒め方を真面目に考えた

          お前!まだ私の心にいたのか!

          昔好きだった人のことをふと思い出す瞬間ってありますよね。 まだ私の心に居座りやがって。家賃払え!私は過去に好きだった人を思い出したとき、同時に川端康成の名言を思い出します。 別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。 花は毎年必ず咲きます (『化粧の天使達,花』より) この一節、凄く良くないですか? ___別れても一年に一度思い出す。そんな相手になりたい。 ___クソ男!ずっと私のこと引きずって生きていけよ! どっちでも女性らしくて、私は好きですね。 私

          お前!まだ私の心にいたのか!

          元彼に復讐しに行った話 後編

          つづきです。 彼曰く私は変わったそうでした。 そりゃそうだ。15歳の子供がお酒が飲める歳になったんだ。 でも話すテンポとか、眠そうな声とか変わらないね。 夜更かしも昔からだよね。 は?夜更かしはアナタと1秒でも長く話したかったからです。今も昔も9時には眠いわ。 知ったような口調で話す彼が気に入りません。 なんとか復讐できないかな。 どうしようもない感情が湧いてきます。 それ以来彼と毎日のように電話しました。 仕事帰りの彼を全力で癒します。この声どこから出

          元彼に復讐しに行った話 後編

          元彼に復讐しに行った話 前編

          私は15歳のとき、22歳の大学生と付き合っていました。 今考えると普通に頭がおかしい。15歳の私にとって彼は人生で初めて好きになった人でした。 彼の考えは素晴らしくて 大人で、知的で、なんでも知っていた (今考えるとあり得ない) しかし彼には本命の彼女(当時22)がいたのです。つまり私は浮気相手!!15歳!初めての恋愛!浮気相手!!! 私は本命の彼女の存在を感じつつも、知らないフリをしていました。 ある日わたしの我慢の限界がきます。 ____可愛い人だね。お幸せに

          元彼に復讐しに行った話 前編