孤独な人

こんにちは、こなかです。

昨日孤独について述べていて、この本の内容を思い出したので今日はこの本の内容を思い出しつつ所感を述べていきます。

この本を読んだのは、鬱病になって退職することになった数年前のことでした。
自分が持っていると思っていたもの、周囲の関係などを見返してみると、自分には何もないんだなと感じました。そんなネガティブな感情、孤独を感じてどうしようもない絶望感に浸っていた時のことです。
こんな本読んだらどうなるか、余計に落ち込みました。

定年まで働いたおじさんたちは、会社という社会から切り離されて家にいるだけになる。そうなると関わる人物は、伴侶がいれば伴侶やその家族、伴侶がいなければ家族だけとなる。今そんなおじさんが増えているとのこと。
ただでさえ働くのが苦しいのに、この先も苦しい思いしかないのかと考えると何も希望のない人生しか待っていないんだなという絶望感がさらに増しました。

孤独にならないように、今海外ではある対策が行われています。
日本でも区役所に貼りだされているような地域サークルやボランティアなどで、おじさんに向けた活動が広まっています。
日曜大工のようなものや、フットボールならぬ徒歩フットボールなど男性に向けたサークルが広まっています。あと、日曜大工とかでしたらお孫さんに作ってあげたり等より家族の交流が広がることも狙いにあるみたいです。

と、なんやかんやと言いましたが、結局のところ
自分から活動に入らなければならない
という大きな壁があるんですよね…。小さな壁のように見えて滅茶苦茶でかい壁なんですよねえ…。いや本当にでかいです。
人との新たな交流をろくにしてこなかった自分としてはこの壁を見るだけでも鬱蒼とした気分になっていました。

でもまあこのままでい続けると、家族さえいなくなったら本当の本当に孤独になってしまうと思い、なんとか勇気をもって人との交流ができるようになりました。
どうして交流ができるようになったのか
・自分の趣味に関するものから探した(ゲーム、イラストなど)
・相手に失礼のないようにだけ気を付けて、話しかけにいった
 輪に入れなかったとしても仕方ないし、そういうところに行ったときの達成条件のハードルを小さくした。
最初の目標は逃げずにその交流の場に行くこと
次の目標は相手の話をしっかり聞くこと
みたいな感じですね。
こんな自分と交流をしてくれたたくさんの人には感謝しかないですね。本当にありがたい。

プライドも高く、自己肯定感も低い自分にとって、いかにハードルを下げられるか、行動の期待値を下げられるかが大事なんだなと感じました。
今も自分はちょっとでも放っておくと孤独になろうとしてしまうため、いかにハードルを下げて行動を心がけていきます。あとは周りの人に感謝ですね。忘れないように肝に銘じます。

ありがとうございました。
2023.09.26

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