【HSP】HSPを前向きにしたもの③
大切な日なのに頭が痛くて、起きるのが
つらい時がある。
よく頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりと、体の不調はその日によって、昔から違う。
はっきり言えるのは、すこぶる絶好調に体調がいいと
いえる日は、一年で数えるほどしかないということだ。
大人になるにつれ、仕事に出るようになると、
体調が悪いとこぼす度、わざとじゃないかと、
さらに誤解されることは多かった。
これではいけないと、こっそり頭痛薬やとにかく栄養剤を飲んだりと
周りの人間関係もうまくいくように、自分の意志とは違うことも
見ないふりをして他人に合わせた。そんな毎日がしっかりと身に付き、
とにかく嫌われないようにと気にしていたころ、たまたま出会った少し年上の女性が、こんなことを話し始めた。
「私は、あんまり愛想がないんです。でも、なぜ無理してでも笑います?」
話していた人は、本当に笑わなかった。
そして、こう続けた。
「面白くないなら、笑わなくていいじゃないですか」
人に嫌われたくなくて、
八方美人になっていた自分にはない言葉だった。
自分の意見をはっきり言える人が羨ましかった。
HSPは自分の意見を言えずに相手の意見を聞く場合が多い。
意見を言ったとしても、あとから
「こういった方が良かったかな?」とか
「こういう風に思われちゃったんじゃないかな?」とか
普通の人から見れば
「そんなこと気にしてどうするの?!」
ってところまで気にしてしまう。
相手の心まで気になるのだ。
相手が嫌な気持ちになることが嫌で、それなら自分が
嫌な気持ちを引き受けますと思ってしまうのだ。
そして、笑顔を作ってこう言う。
「はい、大丈夫です」
ただ、それを続けていけばいくほど、終わりはない。
「また私、気にしてるや!」と客観的に見れてしまえば
少し気楽になれる。
気楽になれるが、同じことの繰り返しだ。
それも自分。受け入れてあげよう。
でも、明日からの自分に言ってあげてほしい。
「面白くないなら、笑わなくていい、誰も困んないから。」
最初は表情に、自分の感情を出してあげよう。
嫌な表情をしたっていい。
自分の感情を解放してあげよう。
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