漫画の話(チェンソーマン)
そろそろ軽い記事書かないとヤバい気がする(*_*;;; 今まで全部重すぎましたぁぁ😭
漫画の話をさせて下さい。
ジャンプで連載中だったチェンソーマンが11巻で第一部完になりました(^o^)
チェンソーマンの好きなところは主人公デンジくんの幸せに対する考え方です。
デンジくんは親はいなくて偶然出会った犬のポチタ(犬じゃないけど)と一緒に働いて暮らしてたけどお金少なくていつも食パンしか買えなくて食パンかじりながら「ジャムってのを付けて食べてみたいなぁ」
でも主人公デンジくん早速殺されちゃうんだけど「普通の生活を夢見るだけで良かったのにそれすら叶えらんねぇのか。」
デンジくん復活後また殺しに来るゾンビたちに「なんでこいつらは十分恵まれてんのにもっといい生活を望んだ?」「…俺も同じか。ポチタがいりゃそれで良かったのにもっといい生活を夢見たんだ」「そーかみんな夢見ちまうんだなぁ。じゃあ悪いことじゃねぇ。…悪いことじゃねぇけど…」
この辺のデンジさんの考えてることがとてもとても異常なほど平等で心地よいです。自分の境遇と欲深いだけの他人をこれほど平等に考えられるものかと、ゾンビいっぱい出てくるの殺されるのに血いっぱい吹き出てるのに、なんか爽やかな気分になってくる不思議です。
これは私個人の感想なのでそんな気分にならない人の方が多いと思うけど。私はこの平等が好きです。
平等といえばジョジョの話になりますが、5部フィレンツェ行き超特急は名台詞の詰め合わせセットで、中でも私が好きなのはプロシュート兄貴がブチャラティに言った台詞
「おまえは物事を 平等に決断できる男だ …『自分の命』をも 含めてな」という台詞。つっかーーーっっ兄貴カッコイイーーーっ!
デンジさんもこの平等なんです。そしてこの平等感覚を最後まで貫いてくれて好きです。デンジさんなりの幸せの価値観や戦う理由が少年ジャンプの主人公らしくなくてとても良かったです。第二部もあるしアニメ化もされるので楽しみです。
チェンソーマンはちょっと変わった画風だと思いますし、万人に受けるかどうか疑問です。特にグロ苦手な人にはオススメできません。
◇ヘッダー写真◇
アートアクアリウム展にて(館内撮影可📷)
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