荒野に降り立つ虹の行く先
The Great Manchester
変わり続けて回り続ける
車輪の記録
会場にはローゼズが流れることもなく
2人があっさり入ってくる。
これまで見たLiamさんは4回とも全て
ローゼズの曲が終わり始まるのはoasisのFucking in The Bushesから。
いつもと違う感覚になるのは言うまでもなく。
それでもいつも通りに舞台に現われる我らがLiamさん。
そして今回は隣にJohnが居る。
楽しいライブはだいたいいつも思い出せなくなるから
今回もスマホに残した動画を頼りに
あの空間に戻る作業。
思い出せないけど、でもLiamさんが
Johnの隣で誇らしく楽しそうに
歌い上げていた光景は絶対に覚えていて
Johnのギタータイムに
ステージをふらふらしてるLiamさんが最高に余裕をかましていて
あれぞRock n Roll Starなのか、と謎の納得。
会場で交互に響くLiamコールとJonnyコール。
みんなで作り上げるホームカミング。
oasisの曲もローゼズの曲も一切無く、
ストーンズのカバーを一曲、最後に何度も丁寧にお辞儀して去るJohnの
あっさりとした後ろ姿。
彼に見たいものは
oasisなのだろうけれど、
あの頃に戻ることは
誰1人叶わなくて、それは仕方のないこと
そしてそれは皆んな知っている。
それでも縋り続けてしまうのは
みんなで見たあの夢に
一番近いところにいた存在が彼等だから。
そしてまた戻ろうとする彼等に
夢も希望も明日への情熱も
私達もまた載せたくなってしまうのである。
そんなわけで、初めてのマンチェスターは
Liam Gallagher & John Squireさん。
我ながら、良い初マンチェスターだったと自画自賛。
また行きます。