阿佐ヶ谷姉妹になりたくて
たまには好きなこと、楽しいことについて書いてみる。
阿佐ヶ谷姉妹さんが好き!
お笑いという文化にはあまり触れてこなかったので(笑点の前半の演芸コーナーでたまに漫才を目にするくらい)、なんだか自分でも変な感じなんだけど、お二人の場合は漫才・ネタももちろん好きだけど、何気ない会話とか雰囲気が好き。
Eテレでやってる阿佐ヶ谷アパートメントが好きでいつも見てるんだけど、お姉さんの江里子さんが「皆さん、ご覧になって」って言うのが大好き。憧れる~~~しびれる~~~エレガント~~~!私も50才になったら「ご覧になって」って言えるかな?言えない気がするな?
妹の美穂さんはご自身のペースを崩さない淡々とした感じに憧れる。それでいて冷たい感じでもないから、美穂さんだけの不思議な魅力……そこに意外とあわてんぼうだったり涙もろいお姉さんが加わってくり広げられるやり取りの楽しさ・尊さ・愛しさよ。ほんと、あんな風に年を重ねたい。
10月の頭に、阿佐ヶ谷姉妹さんの単独ライブがあったから、行ってきた。お笑いのライブってどんな構成?何時間?休憩あるの?ずっと漫才?それともトークコーナーとか質問コーナーとかあるの?と、謎だらけ。
阿佐ヶ谷姉妹さんは前半が漫才・コント、休憩をはさんで後半は歌がメイン、という構成でした。前半後半に分かれてるだけでなじみがあるし(宝塚)、なるほど前半は芝居(漫才)・後半はショー(歌)ねと考えるとますます親しみを覚える(宝塚)。
まだ大阪や福岡公演があるから、内容は書かないけど、楽しかったなー!お二人を好きな理由のひとつに歌は確実に入ってるから、たくさんお歌が聞けて嬉しかった。
それから、お衣装チェンジも沢山あったから目にも楽しい。いつもテレビで拝見するピンクドレスもあったし、それ以外の可愛らしいお揃いのワンピースもあったし、他にもいろいろ!
テレビで拝見してると気づきにくいけど、ピンクドレスに合わせてシルバーのパンプスをはいてらっしゃるのね。他の衣装でもそれを合わせている時があって、それを見てなぜか「私もシルバーはく!!!」となり、見に行った翌日にGUに行って買ってきました。
マシュマロローヒールパンプス、シルバー!
前々から冬のシルバーは挑戦してみたかったし、阿佐ヶ谷姉妹になりたいし、よし!と思って買いました。嬉しい~楽しい~。
母は色だけ見て「派手じゃない!?会社にはいていく気なの!?」って驚いてたけど、足元のシルバーならそこまで派手じゃないと思う。それに誰も私の足元なんて見てないから、気にしなーい。
嵐はお休み中だし、ミスチルはツアー当たらないし、宝塚も今はこの人!って追いかけてる人がいるわけでもないし、「生身の誰かに会いに行くぞ!」って感覚が久しぶりだったから、より一層楽しく感じました。
街中でシルバーをはいてる人を見かけると、「ここにも阿佐ヶ谷姉妹になりたい人がいる……」と勝手に嬉しくなる活動をしています。たぶん、この理由でシルバーをはいている人は私だけだと思うが!
そんなお話。この国で女という性別に生まれて、年齢を重ねるということに恐怖や諦めを無意識のうちに抱いて育ってきたけど、年上の好きなひと・憧れるひとをたくさん見つけて、「あんな風になりたい」と思いながら生きていけたらなあ、と思う人生40年めです。