Vtuberとの距離感的なお話
毎回お久しぶりです。僕です。
突然ですが皆さんはVtuber、端的に言えば推しとの距離感に困ったことはありませんか? 僕はありません。
尤も、ここでのVtuberというのは「ホロライブ」とか「にじさんじ」といった大手の話ではなく、中小規模の、さらに具体的に絞ってしまえば登録者が5万人以下ぐらいの絶妙な規模の人たちを指しています。
配信のコメントでコミュニケーションも気軽に取れるし、SNSなんかではエゴサもしてくれていいねやリプライまでもくれるような、所謂『手が届きそうだと勘違いさせてくる魔物』達のお話です。
勿論彼女達も感謝の気持ちを込めてひとつひとつ丁寧にいいねやリプライを飛ばしたりしているわけで、単に〝魔物〟というのは少し失礼な気もしますが、それでもそういった行動が積み重なってガチ恋勢や私信勢が生まれてしまうのもまたこの界隈の宿命みたいなところはあるので、この比喩には一旦目を瞑ってもろて。
とまあ、ここまでは前提の話ですよ。
最初の質問に戻りますが、皆さんコミュニケーションにおける距離感に困ったことって多かれ少なかれあると思うんですよ。これはVtuberに対してに限らずね。
じゃあそれってどういう時か? 上司や部下? 先輩後輩? 初対面? どれもNOです。
答えは簡単、『相手が女性』だからです。
これに対してキッパリと「違うよ」と否定できる方はこの記事とはここでお別れです。
しかし、オタクとは悲しい生き物。優しくしてくれた女性には恋をしてしまうものなんです。
……そうだよな???
流石に恋とまでは飛躍しなくても、距離感がバグってくるのは間違いないと思います。
最初は『配信者とリスナー』。そしてすぐに『友達』のような感覚になるでしょう。
そこまではいいと思います。そういった近しい関係性になれるのが、この規模のVtuberの売りのひとつだと思うので。
問題はそれより先にあります。
世間一般で言う『友達以上恋人未満』のような錯覚を覚えてしまった人たち、これは危険です。
それは〝壁〟の消失を意味するからです。
これは悲惨な学生時代を過ごした陰キャあるあるなのですが、ある境界を越えると人との距離感がよくわからなくなってしまいます。相手が異性なら尚更です。
急に距離を詰めてきたり、逆に接し方がわからなくなってしまったり。
厄介なのは『私信』と呼ばれる状況に陥ることです。
本来の意味は違うのですが、オタク用語で言う『私信』というのは、推しの何気ない言葉や行動が自分に向けてのものだと錯覚してしまうことです。
え? 別にそう思うのはよくね?
はい。僕もそう思います。思うだけなら。
これの面倒なところはマイナスな面も私信するということです。
「こんな事言われてちょっと悲しかった」
「あんな事があって悲しくなった」
こういった発言すら自分のことなんじゃないかと錯覚をします。
(あの発言まずかったかな?)
(あの時のことかな?)
そうやって勝手にメンタルがやられて、仕舞いにはお気持ちを表に出す人なんかもいます。ぶっちゃけ意味がわかりません。
勝手にそんなことになって泣きたいのは推しです。
勿論本当に自分のことの場合もあるので、その時は大人しく反省しましょう。
話がだいぶ逸れてしまいましたが『壁の消失』というのは、わかりやすく言えば『一線を超えること』ですね。
今まで出来ていた線引きがいつの間にか崩れていってしまうのです。
それは何か自覚症状があるわけではないと思います。中にはこれを読みながら、「もしかしたら自分もそうなっているかもしれない」なんて思ってる人もいるかもしれません。
客観的に見ないとなかなかわからないことだし、周りや推しの反応を見て判断するしかありません。
それ故に、『厄介』かつ『危険』なのです。
いきすぎた言動や行動というのは誰も幸せになりません。Win-WinならぬLose-Loseです。
じゃあどうすればいいんだって話になりますよね。
正直これって個人の裁量と相手の器量の問題なので、明確な解決策というものは存在しないと思っています。
そもそも、そういった人たちをターゲットにしているからこそ成り立っている面もあります。
ほな、こんな記事書くな〜☝️💦
って僕も書いてて思いましたが、最近Vtuber界隈でのお気持ちとかいざこざが多すぎるので、少し気持ちを吐露しようと思って雑に考えを纏めてるだけです。(冒頭に書け)
対策の話に戻りますが、個人的に気を付けてることは1点です。
『配信者とリスナー』ということを常に頭に置いておくことです。初心ってやつですね。
そうすることで自分の中で常にラインを引いておく事ができます。
どうせ広まるnoteでもないのですごく個人的というか身内的なことを話しますが、僕は普段いじり系……というか少し冷たい感じ? あまりうまく言語化はできませんが、そういったコメントをよくします。
いや、ツッコミとかボケとかもやってるしネタ系か? なんかよくわからんけどそんな感じです。(どんな感じ?)
勿論これらのコメントをするのにも幾つか理由があります。
1つはコメントの流れが単調だからです。
中小規模のVtuberの配信を見ている人なら多少は共感してくれると思うのですが、「草」「頑張れ」「なるほど」「かわいい」みたいなコメントのみで配信の殆どが進行してます。あとはメンバーシップのスタンプとか。
コラボ等の例外があったり、全部が全部そうとは言いませんが、そういった傾向が多いのは事実だと思います。
そのようなコメントが流れる中、ボケやツッコミ、イジりのような明確なコメントが流れてくると配信者はそれを拾いやすいですし、そこから話が広がることもあります。
後はシンプルに承認欲求です。
前述した通り、コメントが拾われやすいということはそれだけ推しとやり取りできるということです。
誰だってコメント拾われたら嬉しいだろ。文句あんのか。
ただ、このスタイルは正直あまりオススメはできません。
自分で言うのもなんですが、距離感を掴むのが非常に難しいからです。
度が過ぎたイジりをしてしまったり、全くわからないツッコミやボケで困惑させてしまったり。
当たり前ですが、そもそもイジられたりすること自体が好きではない人だっています。
幸いにも僕の推し達は僕のコメントを笑いに変えてくれる力があるので、僕としてもとても助かっていますが、それらを探り探りでやっていくのは意外と疲れます。
脳死で配信を見たい人が多いからコメントが単調になるのだと思いますが、それとは真逆のことをするのだから疲れるのは当然です。
僕もこうは言いましたが、実際は常にラインの上で反復横跳びをしている状態です。それでもブロック等をされていないのだからギリギリ耐えてるというか、まあ、推しには感謝ですね。
僕はVtuberを見初めてすぐにこのスタイルに切り替えたのでもう慣れましたが、下手をすればお互いが不快になってしまうようなハイリスクな行為でもあるので、慣れないことはしないのが身の為だと思います。(他人事)
相変わらず話が大きく逸れたというかただの自分語りになってるというかバカというか。
なんかグダグダしてきたのでまとめます。
要は『線引きは大事』だよ、ってことです。
十人十色、人の数だけ考えやスタイルがあります。ガチ恋が居たって私信が居たって別にいいわけです。
ただ、あなたの推しはストレスの捌け口ではありません。恋人ではありません。慰めてくれるシスターでも保護者でもありません。
節度を守って、程よい距離感、程よい関係で。楽しく活動している推しを楽しく見ることが何よりだと思います。
僕としては推しへの一番大きな感情は〝応援〟でありたいし、それ故に推しを困らせるようなことはあまりしたくないですね。というか、大多数の人がそうだと思います。
しかし、嫌な行動や言動というのはどうしても目立ってしまいます。だから僕もこんな変な記事を書くことになったんです。(責任転嫁)
まあなんかここまで偉そうにそれっぽく書いていますが、正直この記事は自分への戒めと再確認の部分が大きいです。後は思考の言語化をしたかったって感じですね。
あまり上手く纏まりませんでしたが、面倒くさくなってきたのでこの辺で。
長々と文章だけになってしまいましたがここまで読んでくれてありがとうございます。
それぞれの推し活をそれぞれのペースでやっていきましょ。
それでは良い推し活ライフを。