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読書記録2『にげて さがして』ヨシタケシンスケ
今いる場所がキライだ
もっと自分らしい人生を送りたい
そんなことを思う日、
誰にでもありますよね。。。
今回は、今の自分の状況に不満や苦しさを感じる人におすすめの本を紹介します✨
私自身、なんかよくわからないけど辛くなった時にページをめくる 『心の処方箋』
のような一冊として、今でも定期的にお世話になっています😌
そもそも私はヨシタケシンスケさんが大好き。
家にある同じ作家さんの本で1番数が多いのはヨシタケさんか西尾維新だと思う。
代表作の『りんごかもしれない』を本屋で手に取り、その空想っぷりに共感が止まらず。
大人が絵本を買ってもいいものかと母に相談までして、ソワソワしながらレジに持って行ったのがいい思い出です。笑
そんなヨシタケシンスケさんの作品の中でも、1番自分に刺さる本をあげるとすれば、この『にげて さがして』なのです。
この読書記録は、本を読んでいない人でも概要がわかる、内容を想像して自分の読むべき本かどうかの参考になることを目指しています。
ただ、絵本の要約ってなんだか違うなとも思うので、今回は本文の中でも私が特に好きな言葉をいくつか引用しながら感想をお届けしたいと思います。
じぶんを かえるために
うごいてもいいし、
じぶんを かえないために
うごいてもいい。
強気な時も弱気な時も、一歩踏み出す背中を押してくれる。
今いる場所から離れることは、
決して後ろ向きな意味ばかりじゃないと教えてくれます。
いま、きみがうごきまわれるのは
すごくせまいはんいかもしれない。
でも、もうすこししたら、
きみは どこにだっていけるんだ。
うちゅうにだって いけるかもしれない。
厨二病真っ最中だった中学生の自分は、今いる世界から抜け出したくて仕方がなかった。
親のお金でしか生きていけない自分が嫌で嫌でしょうがなかった。
そんな、あの頃の私に教えてあげたい言葉。
だいじょうぶ。あと少し待てば、
自分がのびのび過ごせる場所に行けるようになるよって。
どうか いつか きみに
すてきな なにかが、
すてきな だれかが、
みつかりますように。
そして本の最後の言葉がこちら。
望遠鏡を覗いて出会う2人の絵が、
探し続けていれば、私にピッタリ合う人やピッタリ合う環境はどこかにあるのかもしれない。
そう思わせてくれるのです。
さて、ここまで書きましたが、私の拙い説明では上手く本質が伝わってないような気持ちが消えません…
なので、あらためてお伝えしますが、
今の環境、今の自分に
少しでもモヤモヤを抱えている
という人は、とにかく一度手に取ってページをめくってみてください。
この本が、あなたの心の助けになりますように😌