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聞かれたときがチャンス!

息子の電池熱は冷めることなく、買い物に行くと必ず電池コーナーに連れていかれて、この電池はどんなものに使うのかな、という正直どうでもいい話に付き合う気持ちがもうすぐ切れそうです…。

5歳児の好奇心やなぜ?は、止まることなく湧き出てきます。もういい加減にしていただけないかい?とうんざりすることもありますが、そんなこと考えたことないなぁと逆に考えさせられることもあります。私がいつも心掛けているのは、質問されたときに、なるべく大人が日常で使う言葉を、その都度簡単な言葉や例えで説明しながら混ぜつつ、一通りの説明をする、ということです。ふんふん…とわかったような顔で最後まで聞いているときに、分かった?と聞くと、うーん、なんかよくわかんなかった、とあっさりこちらの努力をなかったことにされてしまうことも多いですが、2言語で生活しているおで少しでも多くの言葉に触れられればと思っています。

ゲームにはあまり興味のない私ですが、Stay Home期間中に「あつ森」を始め、息子も時々魚釣りや虫取りを楽しんでいました。ある日、毎回最初に出てくるタイトルの右下にTMという文字に気づいたようで、このTとMは何かと聞かれました。一瞬、迷いましたが、このゲームを誰かがマネして作って売ったりしないように、ゲームの名前とかを登録してありますっていう意味だよ、と言いました。その時どの程度理解したかは分かりません。半年ほどして、パパと話の流れでPatentという単語ができた際に、息子はPatentって何?と聞き、パパが説明をしました。すると、あ、ママが言っていたのだね、と息子が言い出しました。両親はキョトンとしましたが、MTってやつでしょ?と続けたので、あー、MTじゃなくて、TMだね。どうぶつの森の…。

子供の脳の吸収力は素晴らしい。私はTMの説明をしたことなんぞすっかり忘れていました。でもこうやって、ちょっとしたことで印象づいたことが、どこかで点と点を結ぶきっかけを作れればいいなと思っています。何がどこでつながるかもわかりません。息子の得意不得意はまだ分かりませんが、記憶系の勉強で苦労した私の経験に基づく私なりの愛情とでも言いましょうか。大統領の名前をつらつら覚えるのは苦手でしたが、流れのある国の興亡や体制の変化はそこまで大変ではありませんでした。少しでも役に立ってくれてたらうれしいです

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