子供の育て方

今の上司のもとで仕事をして2年数か月。

上司は独身の女性で、
キャリアを求め、MBAも取得済み、
年二回の海外旅行に、マンションも車も所有。
パワーに溢れる女性です。

共働き子育てバタバタ生活の私
とうまくやっていけるか当初は心配しましたが、
「賢く独立した女性」をモットーに、
コロナ前もコロナ中も私の状況をよく理解してくれ、
マイクロマネージメントはせずに
「上手くやりなさいね」と
とてもフレキシブに働かせてもらっています。

先週、そんな上司と同僚とランチをしました。
1年ぶりの集合です。昼間からワインを頂き、
楽しいひと時でした。
話題が私の息子になった時に、
「よく頑張ってるわね。男の子だから、
あなたが女性として周囲にどう扱われたいかを
教えてあげなさいね。」
と言いました。

この言い方はとてもスマートだと思いました。
親・女性として「私」の考えを尊重した言い方です。
「こうすると良いよ」と言う具体的なアドバイスは、
なるほど!と思うこともありますが、
ちょっと余計なお世話だわーっと
思ってしまう事もあります。

私が母として伝えたいことは、
将来家族を持った時にパートナーに
不必要な負担をかけない、ことです。
料理ができない、仕事が忙しい、家事は苦手…
という理由で、パートナーの時間や
人生におけるチャンスを奪ってはいけません。
どうやるかは話合い、それがベストであれば
人を雇うのもアリです。
お互いに忙しい時期が重なることもあるでしょう。

避けるべくは、
関心を持たずに相手に押し付けることです。

同級生の間で結婚が続いたころに、
夫が家事をどれほどするかと言う話が
よく話題になりました。
男性はおだてて育てると良い、
なんて言う事も良く言われていて、
「なんで同じような年月生きてきてるのに、
こっちが今から教育しなきゃいけないんだ??」と、
女子会は大いに盛り上がりましたが、
これ、実際の共働きと子育てが始まると、
なかなか深刻な問題です。

そしてもう1つ、
我が息子とは言えども、
私が女性を代表して話をしてはいけません。
世の中には色々な考えの人がいると言う事は、
今の子供たちは今までのどの世代よりも
理解を持つだろうと思いますが、
影響力の強い(と願いたい)親だからこそ、
考えの押し付けには気を付けたいものです。

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