神様
子供の保育園が再開して、数か月ぶりの家でのおひとり様時間に、心の底から酔いしれる一週間でした。
季節柄、七夕の話を聞いたり、日本昔話のDVDを見たことで、神様の存在をちょいちょい気にし始めた息子。神様がらみの話は、大人でも色々ややこしいですし、且つこの多民族国家では個々の思想はもちろん自由ですが、学校等の公の場における発言はとても気を使います。と言うか、むしろそういう事は話題にしません…
私は多くの日本人同様、神道仏教にやんわり囲まれて育ち、他の敬虔な宗教信者に比べれば、無神論者と言われるんだと思います。絶対いないと言い切るつもりもないけど、まあでも神様がいたとすればなぜ世の中こんなにも悲しい出来事が罪なき多くの人々に起こるのかと問いたいと思ったり…ま、その辺の話はさておき…。
子供にどのように宗教の話をするか、ということですが、私の立場からできるベストは、「究極の多神教」という形だと思います。この多神教には世界に存在する一神教の神様達も日本の八百万の神様も含みます。大事なのは、周囲の人、物、環境に感謝の気持ちを持つことと、自分の行動は各多神教の神様、一神教の神様、八百万の神様と、ついでに亡くなったひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん達がいつも見ている(見守っている/見張っている)と言う事です。この2点が頭にあれば、その土地のその時のルールに基づき、良い判断ができるのではないか、と思っています。実際の宗教に関しては、成長するにつれて知識としてその歴史や現状を学んでいくだろうし、もし将来自分が選びたいものがあれば、その時は自分で決めればいいと思います。
近頃では、色やキャラクターで「これは女の子用だね」と言う事もうっかり言えませんし、親のそのような発言をまねて学校なのでそういう事を言ってしまうと、先生に注意されます。この様な世の中の傾向に対して私がどう思うか、はこれまた別の話ではありますが、私なりのこの時代のこの場所で生きている我が子への教え方です。
あぁ…ほんと難し…
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