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夢100CAMPに運営として携わらせていただいた話

1/7-1/8、年始早々、約24時間の素敵なイベントに運営側として参加した。
「夢100CAMP」、夢リストを100個書き出そうというイベントだった。
運営側にジョインしてからは約1ヶ月弱。準備も当日も、たくさん思い出がある。幸せなことも、すこし大変だったことも。


参加してくださった皆様へ

本当に本当に参加してくれてありがとう。僕も最初は参加者側として行くつもりだったけれど、気付けば運営側にまわっていました。当日は参加者の気持ち3割、運営の気持ち7割で楽しませていただきました。
参加してくれたみなさんに本当に感謝しています!

楽しかったなぁ。まさか地元の知り合いが参加してくれるとは思ってなかったし、アイスブレイクはみんな全力だし。笑
ハイク帰ってきてからはなんだかみんなの表情が明るくなっていた気がする。たくさん笑顔の写っている写真がその証拠だよね。
さっきLINEの写真ダウンロードしたら545枚だって!すごすぎる…!
本当に楽しかったなぁ。ありがとう!

僕が運営に参加した時の話

もともと僕は今回の夢100CAMPに参加者として行くつもりでした。主催は廃校教育CAMP in 千葉で会った尊敬するトミーさんとあやねん。
純粋に夢リストを書くってやったことなかったし、どんなものになるのか楽しみで参加を決めた。しかし、キャンドルファイヤープログラムを見て自分も「やってみたい!」と思うことがあった。過去にRaise your Flagのファシリ講座(現ファシカレ)の8期合宿でやったキャンドルを使ったワークショップ。これをリメイクしてやってみたかった。当時(といっても12月はじめくらいなのだが)の僕は、「自分と対話し、他者と対話すること、それこそが何か『やりたい』を見つける原動力になるはず!それを信じて場作りをやってみたい!」と漠然と思っていて、これはチャンスなのではないかと思ってトミーさんに連絡した。
結果としては、もうかなりプログラムが詰まっていて、僕のワークショップを挟む余裕はなさそうとのことだった。(それでもギリギリまで考えてくれたトミーさん、ありがとう!)その時に、なんかノリと勢いで運営側に参加させてもらった。

最初はすごい不安だったけど、運営のみんなが温かく受け入れてくれました😭
夢100ポーズ!

正直言って、自分はどこか場違い感を感じていた。運営側といっても、何をするのかわからないし、後から入った自分が何か言うなど烏滸がましいと思っていた。それでも、本当に尊敬する二人の力になれれば良いなと思って尽力した。
でも、気付けば自分がやりたいことがやれていた。計画を進める上で、ありがたくも(もちろん運営みんなで知恵を絞りまくったが)横浜ハイクとラストプログラムのワークの企画進行を任せてもらえることになった。当初考えていた入り方とは全く違うけれど、「ワークショップを作る」「対話によって何か『やりたい』を見つけるお手伝いをする」ことに直結していた。
そんなこんなで準備の日々は着々と進んでいき…


2024年始、みんなで最後のMTG

当日、全力で楽しむことを目標に

運営的な視点で見ると、トミーさん以外はみんな緊張していた。(トミーさんだけ大人の余裕がすごかった。笑)
これからどうなるんやろう…参加者はみんな来てくれるかな…どれだけ満足度高く感じてもらえるかな…
そんな不安ばっかりが頭によぎる。

12時、参加者受付が始まってプログラムがスタートした。
はじめましての人もいたし、久しぶりの人もいた。
どきどき わくわく


アイスブレイクから「いってきます!」まで

13時、時間は押していたが、トミーさんの超元気なアイスブレイクからはじまった。無人島組の元気がもうすごいすごい。笑
これは参加者に恵まれたなぁ、きっと楽しくなるだろうなぁと直感的に思った。
同時、トミーさんはすごいなぁ、こんな一瞬で参加者をアイスブレイクに持っていった。僕の作るワークはどうだろう。ここまで楽しそうな笑顔を引き出せるだろうか。挑戦する時特有のピリピリした重圧を感じた。

14時、ハイクスタート
ここからの進行は僕が担当だった。
この時はまだゆりちゃんがいなくて運営は3人。あやねんはこれからのライブ準備に専念させてあげたかった。トミーさんは相変わらずの余裕。まじかっこいい。

場は温まっている。ここでの熱量を下げてはいけない。頭でいろいろ考えながら、結局感覚頼りの進行になった。

ハイクにおいて伝えたかったことは
「感性フル稼働で、感性に正直に歩いてもらうこと」
廃校教育キャンプであやねんとはじめましての時に、彼女が言った言葉だった。「感性って大事だよね〜」そんな一言をずっとずっとあたためて、自分なりの「感性とは何か?」を導き出して、あの場でワークとして昇華できたと思っている。これについては、きっと今後書くことがあると思う。一旦置いておこう。「感性」に少しだけ近いのは前に書いたnoteかなぁ。

この時の「感性」をずーっと考えてたんだよな〜

ほんで、「いってきます!」
この時は意外と上手くいってる?と思っていた。この時のみんなの表情がすごく良かったから。

ハイク中、どんな話をするんだろう。はじめましての人と仲良くしていたらいいな。どんな感性で、どんなものに出会うんだろう。たくさんワクワクしてくれたらいいな、たくさんいろんな人に影響されて、気付けば影響を及ぼしていて。そんなハイクになってくれたらいいなぁと思っていました。


「おかえり!」まで何をしていたのか

みんながハイクに旅立ったあと、我々はカレーを作っていました。
米を炊いたりしていました。実はあやねんは少しだけリハをやっていました。実は僕はみんながいない間に体育館のピアノを触っていたりしました。
まじで味のある良いピアノだったね。

と同時に、帰ってきてからの振り返りワークの最終確認をしていた。
帰ってきてからが僕の進行するワークの大本命、どこまで敏感になったみんなの感性を、いろんな人と共有させてあげられるか、夢ノートをオープンなものにするためにどのような時間の使い方をするかを考えていた。

みんなが帰ってきてからは、キャリアキャンプ組も合流して、その後ほんとあの通りなんだけれど、正直ここは微妙だったかなぁ〜、反省点ばっかり。
指示が明確じゃないなぁとか、対話の時間ってより共有で終わっちゃいそうだなぁとか、まぁそんなところ。

その後は、ごはんを食べて、みんな少し仲良くなってたかな。笑顔があった気がします。


あやねんライブ

ご飯が終わってからは、あやねんの素敵なライブだったね。
実はあのプログラムはあやねん以外運営のメンバーも知らないライブだったんよね。ライブが始まる前のあやねんはものすごい集中していたように思う。普段みんなに見せるあのきらっきらの笑顔ではない、本気の時の顔をしていた。
ライブが始まって、それからはなんか一瞬だった。薄暗く暖かい光に照らされるあやねんにみんな釘付けだった。途中あやねんがみんなに語りかける時もあったし、みんなそれでいろいろ思い出したりしたんじゃないかな。今日あったことや、あやねんの想い。

なんか聴いてるうちに涙がぽろって出てきた。頑張ってる姿を見ていたからなのかなぁ。純粋に応援したくなる気持ち、応援した人が全力で挑戦している姿、とんでもなく綺麗な歌声、などなど。感情が大渋滞だったなぁ。

僕はオリジナルであやねんが描いた曲が好きだった。特に詞が好きだった。
聴いている方が元気をもらえるような自己肯定の曲。カバーソングももちろんとっても良いんだけど、あの曲がとってもとっても好きでした。

あの場にいたみんがきっと心を震わされていた。すごかった。

それが終わって、のぶくんのゲリラライブ(?)が始まって。
めっちゃかっこよかったなぁー、みんな楽しそうやった。
楽しすぎてお風呂入らない選択をした人も結構いたみたいだね。笑

自然と涙が出てきた。感情大渋滞だった。心に響くライブだった。

少し落ち着いてから、夜

この1日を見ていて、2日目のワークをどんなものにするかすごく悩んでいた。
ラストワークのテーマは、「自分だけの夢を宣言する」「それを良い記憶にする」「夢の蓋を閉じないようにする」ことだった。

どんなワークを作ったらみんなが自分を肯定できるだろうか。夢を宣言できるだろうか。もっと言えば宣言した夢に対してみんなが受け止めてくれるような、心理的安全性をどうやって作ろうか。出る杭を打たせない、むしろそれが応援される雰囲気をどうやって作ろうか。ものっすごい悩んでいた。
感性したのは深夜4時頃くらいかな。トミーさんとあやねんが本当に優しく寄り添ってくれたおかげで、やっと納得できるものができた。あとは当日ぶつけるだけ。どんな反応が来るのか、たぶんここで満足度が変わってくるだろうという予想はできていた。

追伸:めっちゃはじめましてだったけど、ウネちゃんがすごく正直に対話してくれたおかげでいろいろと見直すことができました。ほんとにありがとうー!


ラストワーク「夢の蓋を開いたままで」

夜のフリータイムによってみんな多分、ある程度対話を済ませていたと思う。1日目である程度個人間での関係値は築けていたと思う。(グループで見ると、どうしても廃校組と無人島組は分かれてしまっていたように思う。)
だから最初は1on1形式で「近くの人と」対話、というか宣言をしてもらった。
ここでのワークの目的は「ノンジャッジメンタル」でみんなの夢を「受け止めて」あげてほしいこと。本当に心から応援したいと思った夢に関しては、心から応援してあげてほしいこと。
自分の「夢」は、結局のところ自分自身のものだから、他者性をどこまで排除すれば良いのかがずっと悩みのポイントだった。でも、宣言すること、それを緩く受け止めてくれるコミュニティがあること、それが出る杭を打たせない、出てきた夢に蓋をしない、そんな場になるんじゃないかと思っていた。
2回目の対話はグループ形式で作った。できるだけ多くの人に宣言してほしかった。本当はもう一回グループを変えてもっとたくさんの人に宣言してもらおうかと思っていたんだけど、みんなの対話している顔がすごく楽しそうで、どこか和らいでいて、どこのグループも温かさを持っていた。
だからそのままグループを変えず時間をとって、ゆっくり対話してもらうように変更した。

結果は僕にはわからないけれど、みんなの表情が「良い場、良い記憶になっている」って伝えてくれた。

最高だったなぁ


最後のみんなへのメッセージについて

参加してくれた人はきっと伝わっていると思うけれど、僕ら運営が伝えたかったのは「夢の蓋を閉じない」こと。

トミーさんが言ったように、夢は「知ること」なのかもしれない。
あやねんが言ったように、夢は「感性」によるものかもしれない。

1日目のハイクできっとみんな、感性を働かせて新しいものを知ったはずだ。
夜のライブで、夢は追い続けて良いということをあやねんが示してくれたはずだ。
宣言して良い場があること、そんな場を作ること。これが僕のやりたいことで、「尊重」が溢れる対話の場作りだった。
そんな場を作れていただろうか。

みんなが撮ってくれた写真と、チーさんの素敵な写真と、それらをあやねんがまとめてくれた動画で思い出してくれていたらいいな。素敵な思い出になってくれたらいいな。

あの動画には、僕らのいろんな想いが込められているんです。
ぜひまたじっくり見て欲しいなぁ。

Tomorrow never knows It's happy line

YUI 「It's happy line」

夜明け前の瞬く星のように、みんなの夢は輝いていたように思う。
明日がきて、日が昇ってCAMP(非日常)が終わって、またみんな日常に戻っていく。けれどその時の夢は消えたわけじゃないと思う。見えなくなることがあれば、また動画を見返して欲しい。夢ノートを見返して欲しい。
きっとまた素敵なものが見えてくると思う。

それから、英単語  “line” の意味には、「線」の他に「セリフ・言葉」「つながり」という意味があるそうだ。

「明日は誰にもわからない」

きっと良いこともあるさ、夢を追うのはきついこともあるけど、やってみないとわからない。
夢を追っている時、夜明け前の黎明時のような、空気の澄んだ朝焼けを見た時のようなワクワクした雰囲気を持っていると思う。
あの場に集まったみんながゆるくまた繋がって、一緒に語ったり、歌ったりできればいいな。

「これが幸せなつながり」「これこそが幸せへの言葉」
そんな前向きなおまじないのようにも聞こえた。


おわりに

僕が作りたい場、夢について

少しだけ自分語りを。
僕は、気づけばずーっと「対話」を探究していたと思う。
それは誰もが尊重される広場のようなものだと思っている。
安心して話せて、それを受け止めてもらえる(≠受け入れられる)場。
そんな場を作りたいと思っている。

ここまで読んでいただいた方には少しだけ伝えたいことを書きます。
さいごにトミーさんとあやねんが喋っていたことが夢100CAMPの目標でした。そして、僕個人の目標(夢)は別にありました。
それは僕が思い描く「対話」を実現できる場作りをすること。

そのための「尊重」について、いつも書いてるんだけど改めて書き記します。

尊重、尊敬を英語では “respect” と書く。
諸説あるが、これは「re」「spect」に分けられる。
「re」の方は「何度も」という意味があり、「spect」の方はただ「見る」という意味がある。
だから、尊重とは何度もその個人に対していろんな角度から「見る」ことなのだと思う。最初から決めつけるのではなく、何度も何度もその個人を見ることなのだと思う。

僕は初対面の人を尊敬できない。敬うことがまずできないと思う。
けれど、何度もその人のことを見るうちに、だんだんと敬うことができるなぁと思うことは何度もある。
だから、最初は「尊重」をしたい。それが対等な対話につながると思っているからだ。

今回はそんな「尊重」がたくさん生まれていたように思う。誰かを決めつけることなく、対等に受け止めあっていたと思う。だからこの場作りの夢は少しだけ叶ったことになる。でもまだまだ個人的な満足度は低いです。僕自身の全てを注ぎ込んだつもりだけど、まだまだ至らぬ点が多い。今回はたくさんそういう反省点が見えた。


その他、余談

書きたいことが多くてほんっとうに困る。笑
素敵な思い出がたくさんありすぎて。

さやちゃんとの出会い
実は無人島に参加していて、その縁できてくれたさやちゃんは父親同士が友達のド地元の知り合い。名簿見た時は同姓同名かなぁと思っていて、住所も地元のところではなかったのでわからなかったんやけど、当日来てみてびっくり。まじか、知ってる顔おるやん!
そんな世界の狭さを知った瞬間でした。おもろすぎる。

びっくりすぎる数年ぶりの再会!

ハイク後のみんなの笑顔。
走って帰ってきたり、ちょっと遅れたり。笑
でもみんな笑顔だったなぁ。最高だった。

トミーシェフ&あやねんママ
みんなのお食事を作ってくれたのは基本的にこの二人でした。
トミーシェフ、まじで最高でした。チャーハン美味しかったなぁ。
美味しいカレーも、美味しい豚汁も。
カレーに関しては僕もやってたんですけど、豚汁に関しては30分寝坊して全くでした。やらかし…
美味しかったよねー、最高のごはんだった!

みんな良い笑顔やったー!

運営のハッピーバースデー
実は運営の4人の誕生日はみんな近くて!(ざっくり3ヶ月)
トミーさん、あやねん、僕は多分2週間以内!
みんなの誕生日も準備の会議をしていたので、みんなで集まってお祝いしよう!ってことで軽くお祝いしました。
近くのコンビニのロールケーキと、素敵なキャンドルと、みんなでバースデーソングで。側からみたら質素だけど、とっても素敵なひとときでした!
(その場にいたみんなもバースデーソングありがとう!)

良い誕生日会だったー!

センターグリル
終わった後はほとんどみんなで横浜ナポリタン発祥の地へ!
なんと20名を超える数でお店へ。笑
ちょっと迷惑だったかもなぁ〜。笑
ほんとにめっちゃ美味しかった。あそこはまたリピートするしかない!

最高だったー!


大感謝

尊敬するあやねん、トミーさんに改めて大きな感謝を。
こんな自分に場作りのチャンスをくれてありがとうございました。

最高のお兄さんお姉さん!大尊敬です。

これからも、今回のイベントを糧にもっともっと対話の場作りをやりたいと思います。
(今後対話的なプログラムをイベントでやりたい人がいたらぜひ!呼んでくれ!!)

それから、参加者のみなさんへ大きな大きな感謝を。
たくさんの笑顔に救われたし、たくさんの素敵な感性や夢に触れることができました。

めっちゃ良い笑顔ばっかやったからなー!
良い場所だった!!

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