【掲載情報】ブックツリーまとめ 3 16 百句鳥☆ほくと 2023年4月2日 19:25 hontoさまの書籍紹介コーナー「honto ブックツリー」に掲載された記事を20回分載せています。この記事では41回目から60回目まで載せています。名義は「honto編集員」ですが、中の人は百句鳥で間違いありませんのでご安心ください。 恋愛小説を語る上で外せない!夫人の切なる想いを描いた小説 夫人という言葉には上流階級の奥さまを指す意味もあり、17~18世紀以降の西洋文学では「夫人」を題材に... honto.jp クレーヴの奥方(ラファイエット夫人)ボヴァリー夫人(ギュスターヴ・フローベール)チャタレイ夫人の恋人(D.H.ロレンス)ダロウェイ夫人(ヴァージニア・ウルフ)ドルジェル伯の舞踏会(レーモン・ラディゲ) 読書家にこそオススメしたい「書物」そのものをテーマにした小説 書物とは無限の可能性を秘めている宝箱であり、その魅力はひと言で語り切れません。文学の世界では書物とい... honto.jp 華氏451度 新訳版(レイ・ブラッドベリ)『ネクロノミコン』の物語(H.P.ラヴクラフト)図書館大戦争(ミハイル・エリザーロフ)書物愛 日本篇(夢野久作 ほか)書物愛 海外篇(ギュスターヴ・フローベール ほか) 小説の形式を根本から引っ繰り返す!?文体&レイアウトがユニークな実験小説 実験小説の世界を覗くと、斬新な手法で小説の可能性を広げるたくさんの快作に出会えます。複雑な構成、類を... honto.jp 狂人の太鼓(リンド・ウォード)青白い炎(ウラジーミル・ナボコフ)宿命の交わる城(イタロ・カルヴィーノ)これは小説ではない(デイヴィッド・マークソン)実験小説ぬ 傑作短編集(浅暮三文) 植民地主義の歴史に迫り、壮大な物語に換えた小説 世界史を知るうえで植民地問題は避けて通れません。第二次世界大戦以降には各地で脱植民地化が進みましたが... honto.jp ケルト人の夢(マリオ・バルガス=リョサ)闇の奥(ジョゼフ・コンラッド)ダスクランズ(J.M.クッツェー)闇の河(ケイト・グレンヴィル)生命の樹 あるカリブの家系の物語(マリーズ・コンデ) 怪奇幻想文学の源流をたどる。ゴシック・ロマンスの代表的な小説 ゴシック・ロマンスは、18世紀後期から19世紀前期にかけてヨーロッパで流行した超自然的現象、古い建築... honto.jp ケイレブ・ウィリアムズ(ウィリアム・ゴドウィン)嵐が丘(エミリー・ブロンテ)フランケンシュタイン(メアリ・シェリー)吸血鬼ドラキュラ(ブラム・ストーカー)ゴーレム(グスタフ・マイリンク) 無頼漢の叫びが聞こえてくる。アウトローの人生を語る小説 無頼漢(ぶらいかん)とは、ならず者という意味で頼みにすることがない男を表す言葉です。類語として無法者... honto.jp 崖っぷち(フェルナンド・バジェホ)怒りの玩具(ロベルト・アルルト)勝手に生きろ!(チャールズ・ブコウスキー)叫び声(大江健三郎)十九歳のジェイコブ(中上健次) 常識を破壊する物語がここに。不条理文学の名作選 不合理・非常識を意味する不条理はマイナスイメージのある概念ですが、フィクションの世界では前衛的な表現... honto.jp アフリカの印象(レーモン・ルーセル)城(フランツ・カフカ)幸福な死(アルベール・カミュ)ドグラ・マグラ(夢野久作)箱男(安部公房) 「物語のつながり」から生まれるおもしろさ。連作短編小説の傑作選 連作短編とは、特定のテーマで作られた短編集であり、各物語がなんらかの関連性・共通点を持っているのが特... honto.jp 魔法の夜(スティーヴン・ミルハウザー)笑いと忘却の書(ミラン・クンデラ)永遠の家(エンリーケ・ビラ=マタス)神の子どもたちはみな踊る(村上春樹)百年の散歩(多和田葉子) 続きは読者の胸の中に。未完に終わった世界の名作小説 名作小説のすべてが完成品とは限りません。文豪の最期を飾る作品には、経済的・精神的な問題で継続不可にな... honto.jp 審判(フランツ・カフカ)エドウィン・ドルードの謎(チャールズ・ディケンズ)最初の人間(アルベール・カミュ)叶えられた祈り(トルーマン・カポーティ)2666(ロベルト・ボラーニョ) 読者に笑いをプレゼント。ユーモアに富んだ傑作小説 小説の世界を覗くと多くのユーモラスな作品に出会えます。ひと口にユーモアといっても表現の仕方はさまざま... honto.jp ピンフォールドの試練(イーヴリン・ウォー)交換教授 二つのキャンパスの物語 改訳(デイヴィッド・ロッジ)お伽草紙 改版(太宰治)夏子の冒険 改版(三島由紀夫)どすこい。(京極夏彦) 孤独死のリアル。遺品整理士や特殊清掃人の経験談から考えるための本 孤独死という言葉は1970年代から使われ始めましたが、阪神・淡路大震災により仮設住宅で独居高齢者の死... honto.jp 特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録(特掃隊長)孤独死のリアル(結城康博)事件現場清掃人が行く(高江洲敦)遺品整理屋は見た!(吉田太一)遺品整理士という仕事(木村榮治) ドイツで生まれた「教養小説」の世界。ビルドゥングスロマンの名作小説 教養小説(ビルドゥングスロマン)とは、19世紀後期にドイツの哲学者ヴィルヘルム・ディルタイが定義付け... honto.jp 青い花(ノヴァーリス)トニオ・クレエゲル(トーマス・マン)郷愁(ヘルマン・ヘッセ)若い芸術家の肖像(ジェイムズ・ジョイス)あすなろ物語(井上靖) 妖怪文化は奥深い!日本の妖怪を知り、理解を深める絶好の手引書 子どもから大人まで、幅広く愛されている妖怪。でも、妖怪の定義とは・・・?元来人智を超えた怪異現象に意... honto.jp 妖怪文化入門(小松和彦)日本妖怪異聞録(小松和彦)江戸の妖怪革命(香川雅信)妖怪大談義 対談集(京極夏彦)鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集(鳥山石燕) 手のひらに収まる短い物語。海外で生まれた珠玉の掌編小説集 掌編小説とは、手のひらに収まるような、短編小説よりも短い物語のこと。そしてその短さゆえに、小説として... honto.jp 共謀綺談(フアン・ホセ・アレオラ)島とクジラと女をめぐる断片(アントニオ・タブッキ)猫のパジャマ(レイ・ブラッドベリ)けだものと超けだもの(サキ)カフカ寓話集(フランツ・カフカ) 哲学の準備運動はこれでOK。哲学史の基礎知識を蓄えるための入門書 哲学に興味があるものの、何から手を出せばいいかわからない・・・という方も多いでしょう。たとえば、西洋... honto.jp 世界哲学史1 古代I 知恵から愛知へ(伊藤邦武 ほか)物語哲学の歴史 自分と世界を考えるために(伊藤邦武)フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ(岡本裕一朗)古代哲学史(田中美知太郎)すっきりわかる! 超訳「哲学用語」事典(小川仁志) 不思議で哲学的な子どもの世界。少年少女を主人公に据えた小説 子どもの想像力は、経験に汚されていないぶん研ぎ澄まされています。子どもが誰にも邪魔されずに自分の世界... honto.jp 鏡の前のチェス盤(マッシモ・ボンテンペッリ)ミゲル・ストリート(V.S.ナイポール)地下鉄のザジ 新板(レーモン・クノー)「悪」と戦う(高橋源一郎)午後の曳航 新板(三島由紀夫) 自分自身をフィクションとして語る、自伝的小説の名作選 自伝的小説とは、自分自身の生涯を綴る自伝とフィクションである小説を組み合わせた小説形式です。著者自身... honto.jp くそったれ! 少年時代(チャールズ・ブコウスキー)武器よさらば(アーネスト・ヘミングウェイ)変(莫言)坊っちゃん(夏目漱石)仮面の告白 新装版(三島由紀夫) 怪談史はもはや文学史!?明治から昭和に記された珠玉の怪談集 日本の怪談史を辿ることは文学史を辿ることと言っても過言ではないほど、日本では怪談文芸が親しまれていま... honto.jp 日本怪談集 奇妙な場所 新装版(日影丈吉 ほか)日本怪談集 取り憑く霊 新装版(森銑三 ほか)日本怪奇実話集 亡者会 東西怪奇実話(田中貢太郎 ほか)文豪たちが書いた怪談(夢野久作 ほか)文豪たちの怪談ライブ(泉鏡花 ほか) 日記に秘められた人間の情念に触れる。日記体小説の傑作選 日記体小説は、日記や手記の体裁で書かれた小説形式のこと。19世紀以降、書簡体小説に取って代わり、今も... honto.jp 地下室の手記(フョードル・ドストエフスキー)マルテの手記(ライナー・マリア・リルケ)アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)ウィトゲンシュタインの愛人(デイヴィッド・マークソン)舞姫 現代語訳(森鴎外) 想像力の結晶を読む。不思議な世界を描き出した幻想小説 幻想文学とは、超自然的現象を表現する文学ジャンル。その定義は広範で、近現代では空想、神秘、幻覚などさ... honto.jp 見えない都市(イタロ・カルヴィーノ)西瓜糖の日々(リチャード・ブローティガン)裏面 ある幻想的な物語(アルフレート・クビーン)湖(ビアンカ・ベロヴァー)蕃東国年代記(西崎憲)←21~40回 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! お読みいただき、ありがとうございます。 今後も小説を始め、さまざまな読みものを公開します。もしもお気に召したらサポートしてくださると大変助かります。サポートとはいわゆる投げ銭で、アカウントをお持ちでなくてもできます。 チップで応援する この記事が参加している募集 #推薦図書 44,009件 #日記 #推薦図書 #宣伝 #掲載情報 #honto #ブックツリー 16