GIANT LEAP THE LIVE VOL.2
ミュージシャンの夢と一緒に歩んでいく新人開発プロジェクト【GIANT LEAP THE LIVE VOL.2】に行ってきました。
お目当は新年初ライブとなるマカロニえんぴつ。
高田馬場駅から歩いてすぐの専門学校ESPエンタテインメント東京で開催された入場無料イベント。
東京のJ-WAVEと大阪のFM802が合同で行っているプロジェクトなんですって。ラジオの中でのインディーズアーティストのコンテストのようなものなのかな。
わたしは普段ラジオはTOKYO FMばかりなんですけど(ごめんなさい!)インディーズバンドの味方となるようなラジオDJである藤田琢己さんのことはもちろん存じ上げております。
そう、そんな藤田琢己さんが今回のイベントMCでした。ふふふ、良い声。さすがラジオDJ。さすがお耳の恋人。前にも一度別のライブでMCとして出演されていたことがあったので見るのは二度目。
プロジェクトについての詳細はこちらから。
マカロニえんぴつ以外ははじめましてなバンドたち。
1組目のRadicalism(ラディカリズム)は宮城県石巻市出身の4ピースバンド。
2組目のPororoca(ポロロッカ)は八王子出身の4ピースバンド。
個人的には3組目のshellfish(シェルフィッシュ)にビビビときた。始まる前に「歌ものロックバンド」っていう紹介があって、そういう紹介を聞いてしまうとどうしても構えてしまうんだけど、聞いてみて納得。一単語、一単語とても丁寧に歌うボーカル。
バンドとしてのまとまりも良くて、うん、単純にうまい。飲料系のCMのタイアップソングとか向いているんじゃないですかね。そういうのでパーン!と売れていきそうな印象。どうですかね。アクエリアスとかいいんじゃないかな。夏の爽やか飲料系。これからグングン伸びていきそうな感じがします。
あとボーカルのひとのMCのたどたどしさが、さかなもんの元生さんを見ているようで微笑ましかったな。頑張れ、頑張れ、って思いながら見てしまった。笑
ラストがゲスト枠での出演、マカロニえんぴつ。
昨年の秋過ぎくらいから急に知名度が上がった印象があるんですけど、何がきっかけなんでしょう。レモンパイ?王様のブランチ?
びっくりしちゃったよ、今年5月のリキッドルームのチケット選考まさか外れると思わなかった。無事に友人が当てたので行けますけど。
だって今回もゲストアーティストとしての出演。
マカロニちゃん、いつからそんな立ち位置に?!すごいなあ。うっかりしていたらどんどん遠くに進んでいきそう。今のこの勢いがある時にライブを観に行けるのって本当に楽しいんですよね。どんどん大きなライブハウスに進んでいくの、RPGみたいで。一緒に挑戦している感じがあってわくわくする。インディーズアーティストのライブに行くひとなら分かる感覚なんじゃないかな。
1曲目『鳴らせ』のイントロが鳴って、高鳴る。
マカロニえんぴつを好きになったきっかけの曲でもあるので、だれかにお勧めする時にこのPVのURLを送りたい…んですけど、コメント欄にやたら書かれている「ボーカルと女優が近すぎ問題」が気になってしまってなかなか勧められないというもどかしさ。でもnoteには載せちゃう。いや、分かるよ。近いけど。近いけどさ、単純に曲が良いから聴いてよね。
Youtubeのコメント欄が不快だからお勧めしないなんて勿体無いですもんね。曲に対する批判的な意見はぜんぜん無いっていうところがまた、ね。
ワンマンじゃないし、ということからかYoutubeにPVが上がっている曲たちで構成されたセットリストでした。盛り上がる曲だけど、入場無料イベントだからか『ワンドリンク別』は無かったです。払ってないもんね、ワンドリンク別。
「今年もきっとロックバンドは増えて、今年もきっとロックバンドは減っていきます。みんな考えていることはシンプルで、ただ音楽を届けたいだとか、そういうことです。その役目は俺たちであり、あなたたちでもあります。だから好きな曲はどんどん広めていってください」というようなMCがあってからのラストの『ミスター・ブルースカイ』が最高だった。
音楽を届けるのはアーティストだけではなくて、作られた音楽を広める役目はリスナーにもある。本当にその通りだよなあ。
わたしは、その務めを果たしたいな。
染まりたくはないが
そばに居た暮らしがちょっと好きだ
はっとりくんの歌詞が本当に好き。
具体的な情景が浮かぶ歌詞、というよりも物語がじわりと目の前に現れる感じがする。上に書いた2文で色々浮かびませんか?短編小説でも書けそうだなって、そんな歌詞が多い気がする。
今年は昨年以上に飛躍の年になりそうだなあ。
まだまだ届け、広がれ、マカロニえんぴつの音楽!