続・LaTeXでシナリオ同人誌:近況報告
皆さまは「テセウスの船」をご存知であろうか。
テセウスの船はパラドックスの一つであり、テセウスのパラドックスとも呼ばれる。ある物体において、それを構成するパーツが全て置き換えられたとき、過去のそれと現在のそれは「同じそれ」だと言えるのか否か、という問題(同一性の問題)をさす。
例えば、人間を構成する細胞も、代謝によって日々入れ替わり続けている。完全に細胞が入れ替わったとき、あなたは本当に「数年前のあなた」と同じ人物であると言えるだろうか?
すなわち、3年以上前に自分が書いた記事を読んで「なんだ? このテンションがおかしい人……」という感想を抱くのも、けしておかしいことではないのである。
あけましておめでとうございます。
はじめてのLaTeX同人誌公開から4年が経ち、LaTeXでシナリオ同人誌(電子版)を追加で3作ほど出したりしていました(これとこれとこれ)。
LaTeXとの蜜月は付かず離れず続いています。noteに何も書き起こしてない筆不精は本当に申し訳ない。
昔公開したLaTeXプロジェクトも、今見ると拙いな~と思うところも増えましたので、また備忘録的に進捗をまとめていければと思います。
執筆ペースはまばらになるとは思いますが……。
なお、一般的な細胞と違い脳細胞って入れ替わらないそうなので、前述のテセウス云々はすべて詭弁です。
このnoteについて
また、私は素人であり、この一連の記事は技術ブログとして読むのではなく、個人がLaTeXに振り回される様を見て楽しむ方が正しいと思われます。
導入がテセウスの船から始まる技術ブログがあってたまるか……!
このスタンスは変わらぬままですが、何とか技術を習得したい気持ちも本当なので、もしアドバイスなどありましたら教えてください。