煉獄さんの生き方に憧れる。言葉の一つ一つが励みになる。
今日は念願の「鬼滅の刃」を観に行くことができた。
漫画では一通り読み、煉獄さんの場面は1番好きだったので今日という日が待ち遠しかった。
鬼滅の刃って話の展開は早いし、子どもでも楽しめる簡単な話なのだけど、人生の哲学がいっぱい詰まっていると思う。特に目の前の苦難を乗り越えるための励みになる言葉が散りばめられている。
だから大人もハマるんだろうな~って思いながら漫画を読んだ。
さて、映画の話をしていこう。やっぱ煉獄さんと鬼の戦うシーンは涙が流れる程感動した!!
人生における使命感が人を強くする
煉獄さんと戦った鬼は上弦の参といって鬼の中では上から3番目に強い。正直、煉獄さんのような柱でも勝つ見込みが薄い相手だ。前半の戦いでは煉獄さんが推していたけど、体力が無限の鬼に対して、生身の人間は長く戦うほど体力切れになってくる。そのため、戦う時間が長くなるにつれ、煉獄さんがやられ始める。
そんな中、鬼から「鬼にならないか?」との提案がある。鬼としては、とてつもなく強い煉獄さんを仲間にしたい。自分の能力を高めるためにライバルになって欲しい気持ちがある。そして、鬼になれば命は永遠なので、「強くなり続ける」ことができるのだ。
寿命が決まっている人間からしたら、羨ましい話なのかもしれない。
けど、煉獄さんは鬼の誘いを断り結果的に命が尽きてしまうのだ。誘いを断った煉獄さんの意思が、私が生きる上でもとても参考になる。(マジカッコイイ!)
自分の命がなくなることを恐れず、最後まで自分の使命感を全うする姿に本当に痺れた!現実の世界でもそうだけど、組織のリーダーやプロのスポーツ選手など、多くの人を魅了する人たちって共通して強い使命感や志を持っている。(私利私欲に溺れない)だから、挫折や苦難も乗り越えていける。
弱さや死があるからこそ人間は尊い
煉獄さんも言っていたが、鬼のように無敵な状態。弱みもないと尊さがなくなるのかもしれない。
どこかしら弱みがあったり、完璧ではないからこそ、一生懸命に生きる姿が尊くなる。そして、その過程で得られる成長や傷の数が人を優しくし、温かみのある人間。愛される人間にさせてくれるのだろう。
現実でも同じだ。子どもの頃も色んな悩みがある。それは大人になった今でも変わらず続く。むしろ、喜びよりも苦しい時の方が多いかもしれない。
それでも一生懸命に生きることが私たち人間を成長させ、お互いに幸せに生きる努力をし続けられるのだろう。だからこそ、私たち一人一人は生きているだけで尊い存在なのだと思う。
何でも思うようになる世界だったら、思いやりもなく。お互いに傷つけあい、強者が生き残る残酷な世界になっていたかもしれない。
弱さがあるから人の痛みもわかる。死があるから生きている期間を一生懸命に過ごせる。
何があっても前を向いて生きる。時間が進んでいく限り歩みを止めない
そして、私が1番強く影響を受けた言葉がある。
これから先も大切にしたい言葉だ。
(何度も言うけど煉獄さん本当にカッコいい!!)
先ほども書いたけど、生きていれば嬉しいことよりも苦しいことの方が多い。
自分の不甲斐なさを感じることもあるし、やっと何かができるようになるとすぐに新たな課題に突き当たる。
生きている限り、私たちには変化と成長が求められる。
まるでゴールの見えないマラソンをさせられてる感じだ。
でも自分が止まってしまっても周りは止まってくれない。スピードは速くなくてもいいから自分なりに「走り続ける」ことが大切なんだろう。
走り続けるから途中途中で幸せに巡り会える。新たな景色がたくさん見られる。
これから先も沢山の不甲斐なさを味わうことになると思うが、私も煉獄さんのように前を向いて走り続けたい。不甲斐なさすら楽しんで生きたい。
鬼滅の刃は何度も読み返したい漫画。
これからも今日書いた言葉を大事にし、躓いた時は言葉を思い出し、自分の背中を押して前を向いていこう!