「できることを磨いていく」
苦手なことを克服するよりも、得意なことを伸ばしていく。最近になってこの言葉の意味が以前よりも理解することができるようになってきた。仕事の話になるが、自分が若手(入社5年目くらいまで)の時は「知らいないこと」の方が多いので、毎日何かしら新しいことを覚えるのが習慣だった。なので、「できることを増やしていく」との意識が強く、自分の得意を活かしていくことの意味がよくわかっていなかった。
今、変わらず営業職についているが、入社7年目になっても若手の頃と同じように課題は沢山あるのだ。そこで、気づいたこととしては「課題はいつまでも沢山ある」から全てを克服していくことは難易度が高いということ。昨日先輩にアドバイスをもらった時、「できないことを見つけて克服する思考よりも、売上を上げるために必要だと思うことをもっとやるという考え方活動することも大事だよ〜」と言われた。私はマイナスをゼロやプラスにする思考が強かったが、ある程度経験を積んでくると、プラスの状態のものをさらにプラスに伸ばしていくことも大事だと気づいたのだ。
私の場合、営業のアポ取りや商談の話、提案書作成は一通りできる。しいて言うなら、提案書作成やヒアリングにはまだ課題感を感じる。その課題感を埋めていくというよりも、アポの数を増やしたり、提案数を増やすなど自分ができているものをもっと増やしていく考えもありだということ。少し違うのかもしれないが、このような考えを「得意を伸ばしていく」とも言えるのかもしれないと感じたのだ。「得意」という言葉だけ受け取ると、自分が何が得意かが分かりづらい人もいると思う。だけど、できていることが得意なことだと考えると、沢山ある。先輩からアドバイス貰ったことも、得意を伸ばしていくということにつながる。
「成果」を出すには、できないことを克服することと、今できていることをさらに磨いていくことの2つがある。社会人も5年目以上になれば、できることをさらに磨いていくことが成果を高めるために大切だと感じる。これは、気持ちをプラスにすることにもつながる。できないことに目を向けると沢山あるのでげんなりする。しかし、できることを伸ばしていく思考だと、楽しかったり自信にもつながる。
成果をだす方法は一つではなく、いくつかあるということが先輩のアドバイスで理解ができた。できることを磨いていく、この思考もとても大事にしていきたい。