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今日は妻と育児とキャリアについて語った日。自分の解釈で相手を認識していたことに気づけた。
夫婦でも物事の考えの違いは必ずあるし、時には考えの違いから衝突してしまうことがある。
今日、妻とは育児のことで衝突する出来事があった。
育児というよりも妻のキャリアについて。
育休中の妻と育休から復帰した私。私が育休を取得した理由には、「妻の負担を減らしたい」との思いがあった。育児というと私の親世代では間髪入れずに「母親」の役割と思っている人もいる。
これからの時代は育児と聞いても「両親」の役割と答える人が多くなるのではないか。
私も既に母親が行うという意識は少なく、妻にも“自分の人生”を歩んで欲しいがために、育児は共に行っていきたいと思っている。そして、育休の話に戻るが、私の中では男性が育休を取得することによって女性がキャリアを断絶しなくて済む。つまり、ライフイベントによって退職や昇格のチャンスを失ってきた方々がライブイベントがあってもチャンスを掴むことができる環境にしていくことだと認識していた。
だからこそ、妻にも早く職場に復帰してほしいし、職場復帰が叶っていないことは「ワンオペ」的な環境から脱せていないと自分を責めていた。
今日は自分の気持ちを素直に話すことと、妻の気持ちは正直どうなのか?を聞いてみたかった。主に「職場復帰」について。私は妻も早く復帰したいし、キャリアアップをしていきたいのだと考えていた。だからこそ、私がもっと育児を担わなければ!との焦りもあった。
ところが、実際に聞いてみると“キャリアアップに関してはさほど考えていない”とのことだった。
そして、仕事復帰もしたいけど今すぐにしたいわけではない。もう少し息子の成長に関わっていきたい。との考えが聞けた。
私の認識とは異なっていたので正直びっくりした。同時に自分が育休をとったことは何だったのだろうか?と育休のメリットを疑う自分がいた。恐らく私の中で男性の育休=女性の早期復職になっていたからだ。
しかし、これもまた独りよがりの考え。
妻としては育休をとってくれたことで、「一緒に育児ができた」ことが何よりありがたいのだと。
改めて男性の育休の目的って何だろうか?と考えた。
仕事では「女性活躍」が際立っているので、女性が仕事で活躍していける環境作りのためで語られることが多い。けど、果たして仕事で活躍するためだけが目的か?
自分の妻のように“育児を一緒に行う期間”という捉え方もある。言われてハッとしたが、男性の育児参加意識を高めることも大きな目的だ。男性の育児参加率が高まれば、女性の早期復帰や仕事活躍にも必然的につながる。
女性の中でもバリバリ働きたい人。家庭も仕事も大事にしたい人。様々な価値観がある。私は自分の妻に対して勝手に「バリバリ働きたい人」だと勘違いしていた。
今日妻の気持ちをきちんと聞くことができて本当によかった。家族のすれ違いって相手の本音を聞かず、自分の解釈で相手を捉えることから起きる。
私と妻は今日の経験から毎月家族会議を開くことに決めた。会議では翌月の息子との関わり方と、お互いに思うことを伝え合う時間にしていく。わかったつもりにならず、本音で語り合う時間が必要だから。
家族の形も試行錯誤しながら作っていくもの。
私たちはこうやって一歩一歩温かい家庭を築いていく。
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