見出し画像

苦手なタイプの人とのコミュニケーション

誰しも苦手なタイプの人っていることだと思う。
友人関係でも、職場でもみんなが自分と合う人ばかりではなく、数人は必ず合わない人がいるものだ。
合わないといっても、その人自身の全てが合わないのではなく、何か一つの「言動」が原因のことが多い。

私も下記のような人と合わないことがある。

・強めに発言するけど、自分が強めに発言されたら怒る
・マウントをとって、相手を押さえ込もうとする人

なぜ苦手なのかというと、負けず嫌いな私は自分が強めに発言されて嫌だったら、自分も仕返しをしたくなる。けど、仕返しをして相手が気分を害するとめんどくさく感じるから。また、マウントをとる人もスルーできずにムキになって向き合い疲れてしまうから。

いつも、「相手に左右されずに対応できたら」いいのになって思う。

私が上手く対応できていないのは、「自分もむきになってしまうから」だと思う。そして、相手に負けたくないという勝負心で向かっているからだと思う。
これは、内省していて感じたこと。

なので、私が上手く向き合っていくには、「勝ち負けの基準を持たないこと」。そして、冷静に「相手が強めになっていることと、マウントをとっている背景を知ること」ではないか。

「怒らせてしまって申し訳ないね。因みに私の何が怒らせた原因かな?」

このような相手の気持ちに共感し、相手の気持ちを知ろうとすることが上手く対応できる方法なのではないかと思う。

なぜ、このような対応ができなかったかというと、
「自分を変える」ことが大変でもあり、疲れてしまうから。気分が良い時は、相手に共感し、自分が悪かったと近寄る余力があるが、切羽詰まっているときや上手くいかないことが積み重なっている時は、冷静に対応する程心に余裕を持てない。

今後は、苦手な人と上手く付き合うには、自分が「心の余裕」を持つことが必要である。そのためには、最近読んでいる“貞観政要”にも書いてあったが、プライドや自尊心やこだわりや思い込みなどを捨て、器を空にしておくことが大切だ。貞観政要では、器は大きくすることができないと書いてある。あらかじめ人の器の大きさは決まっており、広げるのではなく、不要な中身を捨てることで器を大きくするという発想だ。

リーダーとして、器を空にし、容量を増やしておくことは大切だが、リーダーだけではなく人間関係においても必要なことだと感じる。
だから、心の余裕を保つためにもこだわりを捨て、器の中を広げておく。そして、苦手なタイプの人へは相手に寄り添い、相手の気持ちを理解しようとする。簡単にできることではないかも知れないが、実践していきたいと思う。

いいなと思ったら応援しよう!

Yuki
皆様からいただいたサポートは大切に使わせていただきます!これからも勇気が出るような記事や学びにいただける文章を書いていきます!よろしくお願いします(*´∀`*)