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最高の人生の見つけ方
昨日は久々にアマゾンプラムで映画をみた。
以前からずっとみたいと思っていた『最高の人生の見つけ方』。
タイトルから何となくあらすじが想像できたのだけど、
一番心に響いたのが「何が自分にとって幸せであるのか」ということ。
少しあらすじに触れてみる。
本映画では年配の男性2人が病気によって入院するところから始まる。
今まで健康に過ごせてきたのが、年が経てば身体のどこかしらかがわるくなる。人間にとって避けられないことなのかも知れない。
そんな2人が出会ったのが入院している病室の中。
お互いに年も近く、話も合うことから友人としての関係性が深まっていく。
ある時、病院の医者から2人とも死期が近いことを告げられる。
残り余命僅かという状況になり、2人で考えついたのが、「自分たちのやりたいことリストを実行していく」といったものだ。2人共病院を抜け出し、2人で行きたいところに行こうという計画であった。
一人は家族がいる家庭の持ち主。もうひとりは家族がいたが今は離婚してしまって独り身になっている男性。当然家族がいる方の男性は妻が家に戻ってきてほしいと懇願する。しかし、2人で出かける選択を選ぶのだ。
妻の反対を押し切って2人は様々なところへでかける。やってみたかったスカイダイビング。登りたかった山の頭頂。旅行など。
しかし、リストが残りわずかになるにつれ2人が気づいたことがある。
それは、いくらやりたいことをやっても「家族と過ごす時間には変えられないかも知れない」ということ。特に離婚してしまっている男性は、もう一度娘に会いたいとの気持ちが高まる。けれど、家族がバラバラになってから時は経っているし、今更娘に会いに行くのは気恥ずかしくできない。一方もう一人の男性は家族のもとに帰り、幸せな時間を過ごしていくのだ。
そんなとき、家族のもとに帰っていった男性が死を迎える時がくる。
病院で友人になった男性に向けてメッセージが残っていた。それは、「娘に会いに行け」という言葉。そのメッセージを受け取った男性は、意を決して娘に会いに行く。その後、娘とも定期的に過ごす時間を作ることができ、一人のときよりも充実した人生が送れるという話だ。
自分の家族や最愛の人。親友と過ごす時間というのは、人の幸福度を高めてくれるのかも知れない。
自分のやりたいことや成し遂げたいことを行ったとしても、それを分かち合う仲間がいなければ心が幸せになることは少ないのかも知れない。
自分の人生を生きるという事は、死ぬときに後悔をしない、最高の術だと思う。しかし、自分の人生を最高のものにするには、「他者」の存在も必要なのだろう。それは、家族であり、友人であり、仕事の仲間なのかもしれない。そういった他者の存在が加わることで、自分の人生の物語も愉快なものになり、充実感溢れるものになる。
人は人によって支えられているというメッセージをこの映画からは受け取ることができた。だからこそ、自分の家族や友人、そして関わる人達を大切にすることが欠かせなくなる。
心の幸せというのは「人との絆」からうまれる。
『最高の人生の見つけ方』からはこのことが学べた。
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