見出し画像

本当に成果がでるチームってどんな環境なのだろうか

チームで活動することにおいて、「必要な協力をする」ことと「何でもかんでも一緒に行う」ことは異なるのではないかと思います。

例えば、前者であれば

チームにとって必要な情報共有を積極的にしたり、モチベーションに紆余曲折があればお互いに助け合ったり、一人では解決できない悩みがあれば一緒にアイデアを出し合ったり、とチームだからこそできることを最大限活用していくもの。

一方後者については

上司や意見の強い人の意志が尊重され、他のメンバーもその人の考えに合わせて行動する。残業時間であっても勉強会をやろうよとか、全員が毎日情報共有しないとだめ、とか新しい情報があったら常にシェアするとか、全員が一緒に行うものとのルールが増えること。

今、チーム活動とか心理的安全性とか、多様性を活かす、など集団でパフォーマンスを向上していく思考が広まっていることと思います。それに対して、いろんな職場ではひとりひとりの個性が活かせる環境ができている所と、みんな一緒がルール化になってしまい個性が活かせない職場が出てきているのではないかと思うのです。

なぜ、こんな事を書いているかというと、私も自分の職場でやりづらさを感じることがあるからです。
私自身は、「人に流されやすい」タイプであるので、”みんな一緒”がとても苦手です。自分のやるべきことがあったとしても、みんな一緒の姿勢が求められれば、自分のやるべきことを犠牲にして、周りに合わせる性格です。だから、仕事が思うように進まなかったり、周りの人の意見に左右されたり、ともすれば周りの人のご機嫌にも左右されてしまうので、常に誰かの顔色をうかがいながら仕事をすることになります。チームとして活動するどころか、自分が周りに合わせることに精一杯になりパフォーマンスすら落ちてしまうことがありました。

今はリモートになり、他の人の働きに左右されないのが私にとって大変ありがたい機会です。結果的には営業の成果も出始めましたし、チームの皆んなとも程よい距離感で働くことができていると感じます。中には、リモートになってから、「コミュニケーションが希薄化した」とか「メンバーを合う機会が少なくモチベーションがあがらない」といった意見もありますが、私は真逆のタイプです。ある意味、「自分のやるべきことが明確になっているし」、「目標に対して仮設を立てながら行動すること」が好きなので、一人で黙々と進められる時間がとれたのはやりがいにもつながっています。そして、心の余裕ができたのか、「チームにとって必要な情報共有」ができてもいます。また、後輩ともペア営業でいい刺激を与えあっている感じです。

なので、最初の疑問に戻りますが、「チームで活動する」という意味の中には、みんな一緒にではなく、個人個人の特性が活かせる環境は残しておき、チームにとって必要な行動は人それぞれ違ってもいいという認識が大切なのではないかと思うのです。

毎朝、9時に始業とか、昼休憩は1時間とか、会議の資料のフォーマットは同じとか、最低限皆が守るべきルールは設けていいと思います。しかし、本来自由に考えて行動していいものが、同じように皆んな同じ行動。同じ行動をしない人は評価されないような環境になってしまったら、チーム活動の効果はマイナスになる気がします。自分が上司や先輩だった時に、どれだけメンバーの自由度を許容できるかによるのかとも思いました。自分のルール通りに動いてほしい、自分がわかる範囲内で行動してほしい、だって上司になにか指摘された際にお尻がふけないから、との自分を守る意識を持ってしまったらメンバーを縛ってしまうのかもしれません。チームで活動するためには、メンバーの理解力、人間性も大事だし、上司の懐の深さも大事なのかなって感じます。

なので、自分もメンバーとして、上司になったときはチーム活動本来の力が発揮できるように関わっていきたいと感じました。
今日は自分の働き方から学んだ、チーム活動についての考えを書いていきました。

皆様からいただいたサポートは大切に使わせていただきます!これからも勇気が出るような記事や学びにいただける文章を書いていきます!よろしくお願いします(*´∀`*)