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2024年10月 エジプト1人旅 - カイロ編(ピラミッド・考古学博物館・シタデル・ハンハリール市場)

2024年10月16日 ~ 22日でエジプトに行きました。この記事では10月16日と10月21日にみた写真とエピソードをまとめました。

各遺跡とかの説明は全部割愛してるので、興味があれば調べてください。それと写真は1眼レフとかではなく、Pixel 6aのスマホで撮ってるので雰囲気を感じ取ってください。

全体の費用とかスケジュールはこの記事に書いてあります。


個人的によかったポイント

  • 博物館でそれぞれの王様の彫像を見たあとに、ピラミッドをみたから関係性がよくわかった。

  • ギザのピラミッドは本当に大きかった。エジプトに来たという実感。紀元前2550年にピラミッドを作れる技術力がすごい。

  • エジプト人の英語なまりはrが巻き舌すぎて、聞き取りづらいことがわかる。

  • 初めて旅行でツアーを使ったが、まじで忙しい。ガイドとバトルして時間をとったのはよかった。もう少しゆっくりしてたら新しい発見があった予感

印象に残ったエピソード

トラブルになったけど、うまく行った話が印象に残るんでしょうか。

エジプト人の英語のなまり

ポンコツ英語力なので、時々聞き直したけど半分くらいしかガイドの英語の説明を理解できませんでした。事前にエジプト史を簡単におさらいしていたから文脈からなんとなく理解できたけど、それすらしてなかったら知らない単語多すぎて意味不明でした。

英語の発音でもrの巻き舌がすごいですが、他にも発音の癖はいろいろありそうです。

もちろん、私の英語の発音も悪いのですが、自分のことは棚にあげて書いてみました。

考古学博物館のあとガイドともめた

考古学博物館でツアーガイドに最後、「時間がないから、フリータイムは15分ね。」と言われて、「え?え?聞き間違えだよな」と思って4回くらい確認してしまいました。30分になりました。ここで粘っておいて本当によかった。

博物館をでたあと、ガイドに「次にどこいくんですか?」と聞いたら、「〇〇を日本語で説明してくれるところに行きます。」と言います。〇〇がいまいち聞き取れないけど、ピラミッドやランチではないのはたしか。事前に詳細なスケジュールが共有されないのがつらいです。「初日だからお土産は絶対買わないから。」とくぎを刺して次の目的地に向かいました。

悪い予想はあたるもので、やはりお土産物屋。そんなことのために急いでたのかと、ガイドともめて30秒で店員が来る前に退席しました。向こうの言い分としては「私は、会社から提供されたスケジュールをこなしてるんで連れてかないといけないんです。ただ、skipは全然OKです。」みたいなことを言われました。車に速攻で戻ったら、しばらくガイドとドライバーともめていたように見えたが、アラビア語なので何言ってるかわからないから大丈夫。

ここで時間をまいたおかげで、結果的にシタデルを観光する時間ができたと思ってます。

おすすめの宿とプライベートドライバーとUber

最終日、お昼に空港に行くまでにハリハーンとかスーパーに寄り道したくて、最初宿でプライベートドライバーの値段を聞いてみました。そしたら40$(2000EGP)と言われ、「いやー、高いです。Uber使います。」と言いました。交渉が苦手なんです。Uberなら定額のはず。とりあえずスーパーまでUberで260EGPで車を召喚しましたがどの車かわからず、ホテルの人にUberで呼んだ車を教えてもらいました。

そしたら、下記の展開になり、その場で降りるはめに。ぐぬぬ。

Uberドライバー:「どこから来たの?」
私:「日本から」
Uberドライバー:「いま、道路が混んでてさ、現金のみなんだよね」
私:「いいですよ。現金あります。」
Uberドライバー:「んで、値段も13$(650EGP)にしたいんだよね?」
私:「いやいやいや、260EGPってアプリに書いてあったじゃん!!」
Uberドライバー:「日本人ならお金持ってるでしょ。お金持ちじゃん」
私:「いますぐ下ろせ」

結果的に、80mくらい歩いてホテルに戻り「Uberで吹っ掛けられて戻ってきました。やっぱりプライベートタクシーお願いします。」としょんぼりして言ったら20$になりました。でも最初の40$は高かったですね。結果的に、妥当な値段になったと思います。

あと、ホテルの人が親切にしてくれたから5$チップで渡そうとしたら、「ここは君のホームだよ。チップなんていらないよ」って言われてじんわり来ました。

自信をもってお勧めできる宿です。

野犬が多すぎる

カイロはいたるところに野犬がいました。数メートルおきに野犬がいるといっても過言ではない。路上に落ちているゴミが多すぎるんだと思います。そのせいで野犬が増えている。

野犬に注意(2019年議会での農業大臣発言によれば,野犬は1,500万匹,野犬にかまれた人数は48万人/年(カイロ市内においても野良犬や野良猫が多いため、むやみに動物と接触しないことが重要。))

在エジプト日本国大使館 安全の手引き

しかも狂犬病のワクチンを接種していない野犬が多いので、噛まれたら死ぬ可能性があります。

狂犬病のワクチンを接種した犬は、耳にパッチみたいなのを付けているんですが、街中でみかけた犬はほとんど付けてませんでした。とにかく犬を刺激しないように歩くのがうまくなった気がします。

エジプトは狂犬病の流行地です。狂犬病に罹患した動物によって怪我をすると感染します。感染から発症まで時間的余裕がありますが、発症すると100%死亡します。

エジプト 世界の医療事情|外務省

印象に残った写真

エジプト考古学博物館

2階のツタンカーメン部屋は写真NGでした。最初9時半に入った時は比較的すぐはいれたのに、10時半ぎには激込みで長蛇の列が出てきて、二回目は入れませんでした。残念。

主要なピラミッドや神殿のビルダーの彫像を確認できたのがよかったです。

入口
ハトシェプスト女王のスフィンクス
カノプス壺
ミイラ化するときに、臓器を取り出して保管する壺
有名なツタンカーメンの椅子
反射してて撮るのへたくそ

ギザのピラミッド

ツアーガイドがそれぞれのピラミッドの前まで車で連れてってくれました。とにかく熱いし、それぞれのピラミッドがそこそこ遠いから徒歩は不可能。車のおかげでラクに移動できました。車から降りて簡単に説明してもらったあと、ガイドの人は車に戻って私は15-20分のフリータイム。

車から降りる前に、ガイドの人に「写真とってあげると言われても、絶対にスマホを渡してはいけない。スマホ返ってこないから。あと政府公認ガイドですと言ってくるやつにもついていくな。」って毎回4回くらい言われました。耳にたこができちゃう。

ラクダもいっぱいあるいてるけど、場所のせいでみんなぼったくりに見えました。ここまで熱いとつかれて判断力がおちて騙されるのもわかります。

ピラミッドが6つ見える
カフラ王のピラミッド
メンカフラー王のピラミッド
昔ダイナマイトで爆破して侵入しようとした人がいたために穴が開いてる
スフィンクスはお顔が崩れかけ
おひげだけイギリスの大英博物館にあるらしい

クフ王のピラミッド内部

12:00-13:00を除いて、ピラミッドの内部にはいれます。13:00まで周辺のピラミッドをみて時間をつぶして、ちょうど13:00に入ったので比較的並ばずにスムーズに入れました。狭い通路ですれ違わないといけないから、下りてくる人がほぼいなくて助かりました。

写真は重力軽減の間で通路が広いですが、ここにたどり着くまでに中腰でかがんで狭い階段を100段以上のぼらないといけません。熱いし湿度高くて汗ダラダラ。きつすぎて、写真撮る余裕がありませんでした。

重力軽減の間
最深部にある玄室
かなり頑張って登ったけど、石棺があるだけ

お宿から見たピラミッド

ツアーで止まったホテルは全部、寝るだけでまったりする余裕はなかったです。唯一、最終日の自分でとったホテルのPyramid View Innの眺めは最高でした。

ピラミッドを見ながら朝食
写真とり損ねたけど、えんどう豆?をつぶしてあげたボールは美味しかった

シタデル

時間ができたのでガイドなしでドライバーとふたりで行きました。

ムハンマド・アリ・モスク
ランプと装飾がとてもきれい

ハン・ハリーリバザール

最後の日にハン・ハリーリバザールを歩いてみたかったので、訪れました。ホテルで頼んだドライバーさんには、「ここは偽物が多いから気をつけろ。値段もたかいぞ。」とさんざん注意されました。

狭い路地
ランプ屋さん

スーパーマーケット

最後の日にスーパーマーケットでお買い物をしました。商品に値段が書いてあると、交渉をしなくて楽ちんです。コンピューターに値段が入ってるから、旅行者価格もない。

間違えて200EGPくらい多く渡したら、ちゃんと返してくれました。

お土産用にGaraxyのチョコレートを爆買いしました。イギリスのメーカーですが、エジプトで売っているのはMade in Egyptです。

チョコレートがいっぱい

Garaxyもおいしいのですが、個人的にはAbu aufuのMaamoulが好きです。1個8.25~ 10EGPくらいです。味によって少し値段が違います。

大きいボックスでほしかったのですが、私が行ったスーパーにはなかった。

まとめ

初日と最終日にあったできごとをまとめてみました。いかがだったでしょうか。

人によって感動するポイントは違うと思います。ピラミッドはエジプトの象徴的なシンボルです。個人的には、カイロよりルクソールの方が好きですが、カイロでもトラブルを楽しみつつ過ごすことができました。

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