お脱毛した話
メンズ医療脱毛の波が到来している。
このビックウェーブに乗じて試しにおけけを無くしてみた。
脱毛体験
”シュガーリング”というものに行ってきた。
部位は「VIO」「脇」「おへそした」、値段は1万3400円也。
全裸で女性の前で仰向けになったり、うつ伏せになったりすること1時間。指定の場所の毛が無くなった。(おへその上はちゃんと生えておりました)
久しぶりに「やぁ😎」と全貌を現したあいつと対面できたこと以外、今のところメリットは感じられていない。これを経験するために僕は1万を支払ったのだった。
うつくしさのお話
脱毛が流行っている。理由は、一般人にも手が届く範囲の金額になったことだろう。広告が煽りに煽ってくるので「I must be TsuruTsuru」と思わされるのだ。
そもそもなぜ毛を剃るのか?体毛が美しくないから?
その美しいという概念はどの環境で育ってきても得ることができる共通のものじゃないだろう。
情報の荒波に揉まれ、毛が美しくないものと思い込む。でも万人に毛は生える。
毛を剃って、無くしてやっとコンプレックスが解放される。自分のマイナスな要素がそこでやっとゼロになる。一度やったらずっとやるしかなくなる。
可愛いって言ってよ
「可愛いって言ってよ💢」とパートナーに言われた。
僕は、彼女に褒めてもらいたいという気持ちになったことがない。気持ちが全然分からねぇ。「もうこれだから男は…」案件である。
「呼吸するように可愛いって言いな!」と有識者の方からアドバイスを頂いたので、とりあえず息を吐くときに可愛いと言うマシーンになっている。
この記事を書いていて、気持ちが分かったかも?と思った。(多分的外れだ)
おしゃれ、メイク、脱毛… 時間とお金をかけてやっと自分の中でのノルマをクリアできる。褒めてもらってやっとプラスになるのだ。
うん。的外れで間違いなさそうだ。
とはいえ、「鼻は高い方がいい」「顔は小さい方がいい」「毛はない方がいい」と言う多くの人が当てはまってない特性が世間の正解となっている。そうならなければという脅迫を男性以上に女性は受けているのだろう。
誰もあなたなんか見ちゃいないさ
僕の顔を至近距離で一番見ているのは、僕だ。
皆自分にいっぱいいっぱいで、自分以外のことなんか正直どうでも良い。
なのに僕は、パジャマでコンビニに行くことを恥ずかしいと思ってしまう。パジャマでコンビニに行くことができる人の方が洗濯の回数を減らせて環境に良いのに
今の理想と現実に差がある場合は、「直視する」か「無視する」かの2択である。
直視すると「理想と現実が埋まっている実感」がプラスに働くが、それ以外のあらゆる思考がマイナスに働く。
無視した方が楽だ。誰もそこまで気にしちゃいないのさ
とまぁ、なんの野望もなく脱毛に行った男性の話でした。