大人になってから初めて一人で行った墓参りで、手を合わせながら母にかけた言葉も、仕事帰りに自転車に乗りながら、2年前僕の誕生日を祝ってくれた、今はもういない友人を思い出したときに心に浮かんだのも、思えば、この言葉だった。
大学の頃から付き合いのある友人が、wish you were hereという活動を始めた。大切な人を自死で失った人が、互いの経験を分かち合って、ご飯を食べたり、散歩をしたり、同じ時間を過ごしながら、一緒に生きのびることを目指した活動。
友人自身も、子どもの
こんばんは。
土曜日の夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はウイスキーを飲んでべろんべろんになりながらこれを書いています。
2年半ほど前から友人らと続けてきた、大切な人の自死/自殺にまつわる対話とその音声配信の活動、”wish you were here”について、創元社さんのnoteで12回の連載をさせていただくことになりました。
なかなか人に話せない、身内や自分にとって大切な人の自殺について、率直な思いを語り合う活動をしてきて気づいたこと、考えたことを書かせてい