満月後に思うこと②
からだに地球のリズムがいきづくように
月が満ちて、欠けてを繰り返すように
私の心も欠けたり満ちたりするのが自然なのかもしれない(˘⌣˘)
ときどき自分に足りないものや欠けているものが多すぎて、焦りでくらくらして。
自分で自分に振り回される。
足りなくて足りなくて、満たされない、そんな自分の心が悲しかった。
だけど、大好きな自然を思い出して、もうすこしゆっくり生きてもいいかもと思いなおした。
もちろん私たちの時間は自然ほど長く生きられないけど。
そんななかで、
毎日、いままでの記憶や日々の欠片が少しずつ少しずつ集まって、満ちたり、欠けたり。そんなイメージ。
きっとそのリズムは人によってそれぞれで、日々いろいろなリズムがそれぞれの体の中で振動しているんだと思う。
例えば大きなリズム(周期)は、出産や生理、体内時計とかが当てはまるかもしれない。
私の場合、満ちる瞬間はすごいスピードで進むような気がする。
昔に読んだ本だとか、ふと歩きたくなった道だとか、見た景色、いろんな人の言葉や想い。今まで自分の中に知らず知らずのうちに蒔いてきた種が一斉にいのち溢れだす。
芽を出す。
種はいつもはばらばらに散らばってどこに埋めたかなんて覚えてないものも沢山あるけど、
ある瞬間、何かがきっかけになって、走馬灯みたいに色んなことが心を駆けめぐり一ヶ所に、集まってくる。
満ちたときの歓びはとても力強く、もう何年も心の中で、大樹のように息づいたままの時もある。
すべてのものがそれぞれのリズムで振動して生きているのなら、
自分以外の人の言葉を聞いた時、行動を共にした時、自然に身を委ねたとき、音楽を聴いたとき、体の中にそれぞれのリズムが溢れて、馴染むものもあれば馴染まないものもあって。気づくと自分にもその人のリズムが息づいているなんてこともあるかもしれない。
みんなどんなサイクルで、周期で、満ちて、欠けてを繰り返して、どう生きているのだろう。
満ちて欠けてだけじゃなくて、もっと色とりどりかもしれない。
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