自由へ

先日、彼らと密に接していたアプリを動かしてみた。
想像通り、彼らからのコンタクトはなかった。
件の彼女との縁を切りたくて、それでも彼女だけというわけにいかず、彼ら全員との縁を切った（『ケジメと別れ』参照）。

別れたくない人たちとの別れは辛く、れんさんとの別れも辛く、今まで囚われてきたが、どうやら私は自由になっていいらしい。

きっと私の中にはずっと罪悪感があった。
何の相談もなく、前日まで仲良くしていたのに、急にここから離れます！という宣言を高らかにして出ていった女。
どこまでも自分勝手で、さぞみんなの心をかき乱しただろう。
理由も、自分がここにいたらダメになるなんていう抽象さで、何一つはっきりとしたことは伝えてない。
まあ、彼女が嫌いで生理的に無理になったから、ここにいるの辛いなんて、全員に言える性格をしていたら、そもそもこんなことで悩んだりしていないだろう。
話が少しズレたが、私はグループから急に離れるという自身の行動は、不義理を働いたと思っており、何か悪いことでも言われてるんだろうなと心のどこかで思っていた。
そして、少しでも嫌な思いを感じているのであれば、ブロックしてくれと切実に願っていた。
だけど、状況は嫌いな彼女を除いて、全員からフォローされたままであり、ブロックもフォロー解除もされず、今の今まで何も変わらない。
どうやら状況から考えるに、私は許されているか、興味がないほどどうでもいい人らしい。

そして、私は都合よく、「許されている」と判断することにした。
というか、私の中での彼らの評価が私に「許してくれる」と判断させたというのが正しいかもしれない。
彼らは私より大人で寛容で、たかが小娘一人にうだうだするほど子どもでない。
だから、私が何をしようと彼らは、自由に生きろよと言ってくれているような気がした。

そう考えたら、彼らを過去の思い出にできる気がした。
きっとこれからも、れんさんを恋しくなったりメンブレはするだろう。
だけど、なんだかとてもスッキリした。
彼らにした行動は、私の中ではずっと不義理認定をされていくだろうし、罪悪感を抱いて生きていく。
でも、それを許してくれた彼らに対して、私は今のままじゃダメだ。もっと輝いていたい。
過去に縛られて生きていたくない。
私は今を生きたい。

だから、みんなありがとう。
大好きだったよ。
そして、大好きだよ。