【うつ病日記 8】荒波のなかに腰かける
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「綺麗な水を見たい」
久しぶりに私が声に出した、「死にたい」以外の欲求だった。
母は慌てて支度をして、私を車に乗せて埼玉県にある川に向かった。
以下は、私が川の真ん中にある岩に座って書いた文章だ。
何もできなくなった時に自分の中から出てくる「したい」は本物だと思う。
きっとそれは、私の心の養分だ。
「綺麗な水が見たい」
「写真を撮りたい」
「歌を歌いたい」
私の場合はこんな「したい」が現れた。
これらの「したい」は病気の時も今でも大切にして、定期的に心に栄養を与えている。
あなたの心の養分はなんですか?