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子どもの頃のヒーローになりたい
私は、教師になりたい。
なぜか。
子どもたちにとって安心できる居場所になりたい。
一番身近な大人でありたい。
苦しんでいる子供達に寄り添いたい。
そんな綺麗な理由も、もちろんある。
でも一番は、
「子どもの頃の私のヒーローになりたい」
きっとこの一言に尽きる。
私の自己紹介noteにも少し書きましたが、私は小学生〜中学生の5年間、「いじめ」にあっていました。
毎日毎日、本気で死にたくて。
学校に行けば周りは敵だらけ。
だんだんと感情がなくなっていくのを感じました。
「辛い」とか「苦しい」が心の中から消えていくんです。
ただそこに残るのは、「無」でした。
そんな時、私はいつもこう思っていました。
「私がもう一人いればいいのに」
そしたらきっと、今苦しいのもわかってくれて、助けてくれるはず。
叶うはずのない願いは、時を経て、形を変え、教師になりたいという夢になりました。
教師になって、目の前の子供に寄り添うことで、その先に透けて見える過去の自分を救いたいんだと思います。
エゴかもしれない。
エゴでもいい。
人が動く理由なんて、もとを辿れば「自分のため」なんだから。
あなたの子供の頃のヒーローは、どんな人ですか?
(カバー写真は、スイスのGantrischにて)