スチル撮影におけるバリアングルモニター搭載機の必要性
昨日、数年来の視聴者であるYouTuber まきりな さんの動画を観ました。
今週アタマに発表があったZ6Ⅲがバリアングルモニターであることを受けて、このような動画を上げたのだと思いますが、とても共感しました。
それこそ、Zfのデザイン諸々を気に入って購入したけど、バリアングルのせいで(もちろんそれ以外の理由もあります。別途記事にまとめてます)興醒めしてしまった自分からすると、「そうそう!」と頷くことばかりでした。
Z8やX-T5の3軸チルトがスチルに関して言えば一番いいと思います。
光軸からずれないこと、バリアングルだとモニターを展開するのに2モーション必要なところ、チルトだと基本1モーションで展開できることなどバリアングルの撮影における優位性は低いと思います。
1番最初に買ったレンズ交換式の本格的なカメラはD5300でした。
これはバリアングルだったように記憶してます。
実際、バリアングルしか使ったことないのであれば、それが『標準』となりますので、手間だなと感じたりすることはないと思います。
ただ、チルトのカメラを使ってしまうと、スチルに限ってではありますが、バリアングルには戻れないと思います。
現在のカメラ市場でいうとチルト、バリアングルの他にPENTAX K-3Ⅲのように固定液晶のものもあります。
個人的にはこの味気ない固定液晶の方がバリアングル液晶よりスチルにおいて優位性があると思います。
確かに目線より高いアングル、低いアングルの撮影はしづらい、もしくはできないかもしれません。ですが、そこまで目線より高いアングルや低いアングルで撮影する機会は多いでしょうか。自分自身の経験でいうとそこまで多くはないと思っています。それよりもファインダーを通して被写体を撮影すること方が多いと感じています。
だとすると、液晶部分のケーブルに負荷のかからない固定モニターの方がバリアングルより優位だと思います。
そうすると、チルトも固定モニターには撮影の優位性で劣るのかと言われるとそれは違うと思います。
基本的にはファインダーを覗いて撮影するにしても高いアングルや低いアングルでの撮影がしたければ1モーションで液晶が動くというところで、固定液晶の状態から痒いところに手が届く状態、一種上位互換的な位置付けだと思います。
2モーションのバリアングルは劣って、1モーションのチルトは優位と言われても?な人が多くいらっしゃるかもしれません。あくまでこれは個人の感想ですので、多めにみていただけらたと思います。
ただ、何度も言いますが1モーションと2モーションの差、これは何百、何千と撮影する中での何回に当たるかわかりませんが、とても大きな差だと感じています。
理由としては、人間はめんどくさがりな生き物だからだと思います。
少しでも楽しよう、負担を減らそうという考えで発明されてきたものが多くあると思います。そういう意味合いで言うと少ないモーションで痒いところに手が届くものの方が優位というのはあながち間違いではないと思いますがどうでしょう。
と、まぁちょっと感化されて生意気なことを書きましたが、何台も取っ替え引っ替えしてきたなりに思っていることを書いてみました。
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