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Nikon D850とMicro-Nikkor60mmで撮る

 Nikon D850が手元にやってきて(帰ってきて)から数日経ちました。
 で、購入直後はAi-Nikkorの35mmや24mmを付けて撮ってましたが、昨日Zマウントのマイクロレンズ50mmをFマウントGタイプのマイクロレンズ60mmF2.8にドナドナしましたので、これの話をしてみようと思います。
 まず、この60mmマイクロレンズの良いところと言えば、体感にはなりますが、Zマウントの50mmマイクロレンズと比べてAFの合焦速度が速いことが挙げられます。
 確かZマウントのマイクロレンズは全群繰り出しだったので、それがAFの速さに繋がってるのかなと思います。あと、60mmの方はハーフサイズマクロで50mmの方は等倍マクロというのもレンズを動かす距離が変わってくると思うので、そこも速さの違いに出てきているかなと。
 ともかく、最新のマイクロレンズよりも少し古い前の型のレンズの方が個人的には印象がいいということですね。実際、以前D850を使っていた時も同じレンズを愛用してました。

 ということで、久しぶりのFマウントGタイプレンズですが、AFは全くモサっとしてなくて、相変わらず好印象です。

 家から自転車で行ける距離の神社に試写がてら行ってみましたが、カメラ自体はゴツく、夏に持って歩くのは少しうんざりするようなサイズ感ではありますが、レンズはFマウントフルサイズレンズとしてはコンパクト且つ軽量でいい感じです。

 また、マイクロレンズの精細さと高画素機の組み合わせによる、トリミングしても全然使えるというアドバンテージはとても魅力的だと再認識しました。

 ただ、やはりこのD850という機種に限らず一眼レフは動画で使うのは難しいと言いますか、もっと楽な機材(手ブレがしっかり効くミラーレス)を知ってしまうと、動画は撮れないなと思いました。しかしそれは同時にスチルはこれで振り切れるということでもあります。あと、やっぱり一眼レフのシャッター音はとても心地いいですし、ファインダーの見えの良さというのはまだまだミラーレスを凌駕しているところだと思います。なので、個人的には趣味性がより高いのが一眼レフかなと感じました。人為的なミスはあれど、視覚や聴覚が楽しい機械。ミラーレスは完全に電子部品でコントールされてて業務的なイメージ、ミスが少ない。
 それらも踏まえてZ6Ⅱ(ミラーレス)とD850(一眼レフ)、それぞれの一長一短を把握したうえで、うまく活用できればと思います。

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