たなかとしお

商社マン、自社経営、外資系日本法人立上げ、というビジネス経験をしながら出てきた日常の独…

たなかとしお

商社マン、自社経営、外資系日本法人立上げ、というビジネス経験をしながら出てきた日常の独り言を書き留めていきたいと思います。「面白くてタメになる」と「ポジティブに生きて元気になろう」が重要なテーマです。仕事や趣味や遊びが少しでも楽しくなるヒントが提供できるといいですね。

最近の記事

「こういう講演会ならいいのに」という受講者からのご意見

前回、講演会やセミナーに出る受講者の心得を書きました。永年多くの講演会に出てきた受講者として思いついたことを書きました。今までただ漫然と講師の話を聴いて帰っていた方には多少参考になったかのではないかとに思っていますが、いかがなものでしょうか。 今回は、「私が聴きたい講演はこんなものです」というものを書いてみました。今まで出た講演会で印象に残るものは数々ありますが、よかったところ、悪かったところを整理して、まとめてみました。まったくの私見ですが、壇上から講演される講演者(講師

    • せっかく講演会やセミナーに出るのなら知っておきたい受講者の心得

      ◇講演会とセミナーの違い 講演会やセミナーに出たことがないという人はほとんどいないと思いますが、今までお役に立ったものはありましたか? 実は講師が話をする催しには次のような種類があります。  講演会:テーマについて講師が一方的に話す  セミナー:テーマについて参加者が自主的に参加して意見交換を行なう  研修会:自主的ではなく強制的に参加させられる いずれも基本は講師の話を聴くパターンなのですが、それぞれで参加する意識が違ってきますね。 ◇聴いた内容を自分のものにするには ど

      • 海外ツアーと比べた個人手配旅行のよさ - ヨーロッパ旅行記⑥

        個人手配旅行って何? 旅行代理店がパッケージで出している旅行のことを一般的に海外ツアーというと以前書きました。それと反対にすべて個人でアレンジする旅行を何というのか調べてみましたら、海外個人手配旅行というようですね。簡単に自由旅行とか手配旅行ともいうそうですが。そういう意味では今回の私の旅行は正に海外個人手配旅行でした。自分で往復の航空券を取り、現地のホテルと鉄道の予約をすべて自分で取るという方法です。 あまりスマートな言い方ではないので英語で何というのか調べたところ、Fr

        • どこでも、なんでも、QRコードという感じ - ヨーロッパ旅行記⑤

          今回のヨーロッパ旅行で一番印象に残ったのは、QRコード全盛ということです。あらゆるところで、あらゆるものにQRコードが使われている感じで、地下鉄チケットなどにはバーコードも結構使われています。 3か国の国有鉄道のチケット購入 今回の旅行では、事前にベルギー、オランダ、ドイツ、それぞれの国の国有鉄道ごとにインターネットでチケットを購入しました。発行されるeチケットは航空券と同じくすべてQRコードです。そして、すべてを紙に印刷して持って行きましたが、スマホに入れてもOKです。改

        「こういう講演会ならいいのに」という受講者からのご意見

          タッチ決済のクレジットカードを持つかクイックペイをスマホに入れておかないと不便です - ヨーロッパ旅行記④

          ほぼ100%がクレジットカードのタッチ決済 ヨーロッパはもうとにかくレストランでもショップでも、どこへ行っても支払いはクレジットカードです。それもタッチ決済なので、パスワードの入力も不要で瞬時に支払いができてしまい、とても便利になりました。普及率はほぼ100%といってもいいですね。ブリュッセルではトラム(市電)に乗る時と降りる時にタッチすればクレジットカードでOKです。チケットもプリペイドカードも不要なのです。日本のスイカみたいなものは必要ありません。 クレジットカードを紛

          タッチ決済のクレジットカードを持つかクイックペイをスマホに入れておかないと不便です - ヨーロッパ旅行記④

          あれっ? 日本人観光客がいない?! - ヨーロッパ旅行記③

          航空会社 今回のヨーロッパ旅行の一番の目的は、行ったことのないベルギーとオランダに行くことと、久しぶりにドイツのデュッセルドルフに行くことでした。行きはANAでブリュッセルへの直行便が取れたのですが、帰らなければならない日にどうしても直行便が取れず、フランクフルト発の比較的時間の少なくて済む同じスターアライアンスの中国国際航空(エアチャイナ)を選びました。北京が経由地になります。紛らわしいのですが、台湾の中華航空(チャイナエアライン)ではなく、中華人民共和国の航空会社です。

          あれっ? 日本人観光客がいない?! - ヨーロッパ旅行記③

          ヨーロッパは思っているほど広くない - ヨーロッパ旅行記②

          今回の訪問地は 今回ヨーロッパ3カ国を鉄道だけで回って来たといっても、それほど大変だったわけではありません。ヨーロッパは小国が多いので距離にすれば知れているのです。観光ルートとしてはベルギーでブリュッセルに3泊、オランダでアムステルダムに3泊、ドイツで デュッセルドルフ、 リューデスハイム、フランクフルトにそれぞれ1泊しました。それ以外に日帰りで寄ったのが、ベルギーのブルージュとドイツのケルンだけです。 日本の鉄道キロ数と比較してみる ヨーロッパの地図の上に同じ縮尺の日本地

          ヨーロッパは思っているほど広くない - ヨーロッパ旅行記②

          コロナ禍が終わって初めての海外旅行 - ヨーロッパ旅行記①

          久々のヨーロッパ旅行 5月の連休が終わった8日から18日まで、ベルギー、オランダ、ドイツの3カ国を回ってきました。といっても2つの国が小さいため、距離的には日本国内を回ったようなものです。コロナ禍が終わって初めての海外旅行ということになり、現地から生の声を配信をするつもりでしたが、いざ行ってしまうとなかなか余裕がないものですね。というわけで、帰ってからボチボチと気がついたことを書いてくことにしました。 ジェットラグとその対処法 行きはANA のブリュッセル直行便でしたが、朝

          コロナ禍が終わって初めての海外旅行 - ヨーロッパ旅行記①

          海外ツアーという名の海外旅行パッケージ

          コロナ禍のために長い間海外旅行に行くチャンスがありませんでしたが、コロナも終息し、そろそろ海外に出かけてもいい環境になってきました。阪急交通社のtrapiksやJTBの旅物語などの旅行代理店から毎月送られてくる案内カタログには数年間国内旅行だけだったのに、今では以前のように海外旅行も載ってくるようになってきました。 海外ツアーというのは本来海外旅行という意味なのでしょうが、今では旅行代理店が海外旅行をパッケージしたものを指すようになっています。私もイタリアやスペインなどの旅

          海外ツアーという名の海外旅行パッケージ

          目撃者の数だけ事実がある

          ある時、交差点の真ん中で2台の自動車が軽い接触事故を起こしました。目撃者が10人いて、その人たちに事故の様子を聞いたら、10通りの答えが返ってきました。接触したという真実はただ一つですが、事実は目撃者の数だけ10通りあるということになります。 この手の話は昔からよく言われている話ですが、いつになっても変わらない普遍の法則だと私は思っています。なぜならそれらの目撃者は見た位置も違いますし、人に話をする時には少なからずその人の主観を交えて話すことになるので、微妙に違ってくるから

          目撃者の数だけ事実がある

          もらった本は読まない?

          お菓子を人にもらったら、すぐに食べるか、あるいは自分の好きでない物だったら人にあげますね。ところが、本を人にもらった時はどうしていますか。自分が感銘を受けたからとか、自分が執筆したとかいう理由で人から本を頂くことがありますね。これは有難いことなのですが、私はこういう場合に今までなぜか読まないでそのままにしてあったケースが多いのです。これは私の場合だけかと思って、いろいろな人に聞いてみましたが、異口同音に「そういえば、もらった本は読まないことが多いね」という答えが返ってきます。

          もらった本は読まない?

          図書館と雑誌のサブスクがあれば

          私は随分と前から、よほどのことがない限り本を買わなくなりました。最大の理由は家から2分のところに世田谷区の図書館があるからです。区内に24か所もある内の1つです。ある時必要になった本が書店にも古本屋にも、ないことがあったのですが、ふと近くの図書館に行ったらその本が本棚にあるのを見つけたのです。それに、すべての図書館の蔵書がインターネットで予約さえすれば、借り出されていないものなら、ほぼ2日以内に指定した図書館に配送されることもわかったのです。 「なんだ本は買わなくてもいいん

          図書館と雑誌のサブスクがあれば

          大谷の真実

          ニューズウィーク日本版の最新号である4月9日号には「大谷の真実」という特集記事が組まれています。アメリカ人の記者や大学教授などが今回の水原通訳による賭博疑惑に関して興味深い記事を書いています。すべて英語の記事の翻訳になります。 我々日本人のほとんどは私も含めて、大谷翔平は潔白で水原通訳だけが賭博にかかわっていると思っているのではないかと思いますが、アメリカ人の視点は少し違うのだということがわかります。 『「オオタニはシロ」にかけるべき理由』というのが最初の記事ですが、他の

          白河の関より南湖公園

          古来、たくさんの和歌に詠まれて有名な「白河の関」に前から一度は行ってみたいと思っていました。白河市は福島県の最南端にあり、栃木県との県境を越えると那須町に入ります。実は、私の友人が那須にもっていた別荘に現在永住していて、毎年数回招かれて遊びに行っているのですが、なぜか近くにある「白河の関」には行ったことがなかったのです。そこで今回、車で連れて行ってもらいました。 行くまでは、「白河の関」というくらいですから「箱根の関所」のように道の狭くなったところに関所跡があるのかと想像し

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          仕事をして収入を得ているために年金を一部カットされている方へ

          仕事をして収入を得ているために年金を全額をもらえない方 昨今のお年寄りは元気なので、定年で仕事を辞めないで仕事を続ける方が多くなりました。年金がもらえる年になっても、給与か役員報酬がもらえるのはありがたいことです。ただし、給与がある金額を超えてしまうと年金の受給額を減らされてしまいます。年金月額と給与月額(ボーナスも含めて計算した1か月あたりの金額)の合計が48万円を超える場合に、年金がカットされるからです。 年金を全額もらえるようにする方法はあるのか では年金をカット

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          どうする確定申告? やらなきゃ損!

          確定申告は思うほど面倒くさくない フリーランスの方で「面倒くさいから確定申告をしない」という方があまりにも多いのでビックリします。確定申告は税理士さんに頼まなくても簡単に自分で出来るのに、もったいない話です。私の親しい仕事仲間でフリーランスの方がやはりずうっと確定申告をしないでいました。数年前にやっとその気になったので、2度ばかり会ってやり方を教えたらすぐに理解してくれました。自分で申告してもらったら、70万円も税金が戻ってきたと喜んでくれました。 源泉徴収されていた税金

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