3つ目のピザ
どちらかと言えば、ピザはイタリア派だ。
生地がパリパリとしてクリスピー。何枚でも食べられそうな気持ちになる。
一方、アメリカのピザは宅配ピザのイメージが強い。
人が集まる時、ピザをとってワイワイする。
味よりも、みんなを取り持ってくれるところに有り難さがある。
広尾にあるthe pizza tokyoのピザは、そのどちらでも無かった。
生地は薄いが、クリスピーと言う感じではない。
そして、デカい。
どうやらこのピザ、NYスタイル、というらしい。
初めて出会ったあたらしいピザ。
生地が薄いので、具の存在感が強調される。
けどクリスピーではなく、なんかしっとりしている。
カウンターには、大きなピザがドーンと並んでいる。
まるで外国に来たような気持ちになる(広尾の土地柄、店内には外国の方もいた)。
ファストフード店のように、先にカウンターでピザを買う。
一切れ単位で注文できるのは気軽だ。
ラフにピザが食べられる。
ふとピザが食べたくなったときの、第三の選択肢を発見した。