本当の自分は、自分では分からない
こんにちは、吉野です。今回は「本当の自分は、自分では分からない」というテーマについてお話しします。
BS朝日の「サウナを愛でたい」という番組があります。毎週観ている好きな番組です。この番組では、音楽プロデューサーのヒャダインさんとレジェンドサウナーの濡れ頭巾ちゃんが、全国各地のサウナ施設を巡りながら、サウナが持つ魅力について語る番組です。
今回、二人は札幌を訪れ、サウナ後のサウナ飯を楽しみながら、人生を語っていた場面があり、とても共感しました。
ヒャダインさんが「忙しい毎日を送っていて、何のために生きているのか分からなくなることがある。しかし、サウナに入ることで心の奥深くに触れ、幸せな瞬間を感じることができる」と語っていました。
そして、濡れ頭巾ちゃんも、「本当の自分は自分では分からない」という真理を語り、その上でサウナがもたらすリフレッシュの力を強調しています。彼によれば、サウナの中で過ごす時間は、心の奥深くと向き合う貴重な機会を提供してくれるのです。普段は見過ごしてしまう自分の内面を深く見つめることで、本当の自分に気づく手助けをしてくれると語っています。
そして、二人とも「人生、楽しんだもの勝ちですね」と述べていたんですよね。
この番組を通じて感じたのは、人生を楽しむためには、自分自身の価値観や強みを再発見することが重要だということです。これこそが「人生を楽しんだもの勝ち」という哲学を体現しています。不要なものは手放し、シンプルに大切なものに焦点を当てることで、本当に満ち足りた人生を送ることができるのです。
セカンドキャリアを歩む中で、特に50歳を過ぎると、自分の強みや価値観を見つけ出すのが難しくなります。
「顧問の学校」では、他の起業塾と違い、私との個別メンタリングを重要視しています。一対一で過去の経験や価値観を深掘りし、今後の豊かなセカンドキャリアを築くためのサポートをしています。
企業を支援する企業顧問も同じかもしれません。中小企業が自分たちの本当の強みや目指す方向性を明確にするためには、外部の視点が不可欠です。経験豊富な企業顧問が、その役割を果たし、企業の本質を見極めることで、企業の「本当の自分」を見つける手助けをするのです。