大名に親戚関係を証明するのは命がけ?
今回紹介するのは、戦国時代に岡崎の百々村にいた青山氏から分家した清水氏の子孫である清水小左衛門教正が、200年ほど経った江戸中期に青山氏に親戚であることを証明しに行った際の文書となります。
清水氏は徳川家康に仕えた青山忠門の弟である俊成(初めは青木のちに清水に改姓)から、代々百々村の土地を守っていました。青山氏は家康の関東転封と共に関東へ移り、清水氏とは疎遠になってしまったようです。
そんな清水氏の子孫である教正は明和4年(1768)に当時、丹波篠山の大名であった青山忠高のも