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「お金を払わせてくれてありがとう」と思っている。

0歳児の娘を育てながら、コミュニティ運営の仕事をしている株式会社女子マネの中里です。
今日も、娘のお世話をしながら、午前中3時間ほどオンラインで講師をしていました。

もうすぐ独立して5年目になります。

独立して丸4年、ほんとうに色々なことがあったなと思います。
今日も受講生さんの相談に乗っていて、いくつか気が付いたことがありました。

お金を払うことが嬉しい

独立当初は、お金を払うときに「高いなぁ」「もっと安くならないかなぁ」と思っていました。笑

でも、最近は、お金を払うときにワクワクした気持ち、嬉しい気持ちがしているんです。

今日も、私の3ヶ月講座に特別講師の方に来て頂きました。
その講師の方にお支払いする金額は…いろいろなサポートや診断ツールを含めて数十万。

また、講座がスタートしてから「これも追加しよう」と思ったコンテンツは、これまた別の先生のコンテンツだったので、テキストやら、運営チームで受ける研修やらで、数十万の追加出費でした。笑

でも、こうして依頼をしてやり取りをして
お金を払うことが嬉しいのです。

どうしてお金を払うことが嬉しいのか。
それは、素晴らしいコンテンツをもつ方と
提携して価値提供ができるから。

私ではたった数時間で、
伝えたい価値を伝えきることが
まだ出来ないから
その生き方を体現している先生方に
最初にガツンと伝えて(言葉ではなく在り方で)もらうことで
その後の運営がめちゃくちゃラクになるのです。

いや、ラクをしたい訳ではないのですが
私がやるべき事に注力できるのです。

お金もコミュニケーションの一種

私は講座でお伝えしているのが、
お金も言葉や感情も
人間が行っていることは「交換」だよと伝えています。

素晴らしい外部の先生に
そのお金を払って価値提供してもらうこともコミュニケーション。

チームの仲間に色々お仕事をお願いするのも、コミュニケーション。

チームとは特に「スキルとお金と気持ちの交換」をしています。

交換が全くないと、交流や関係性は途絶えるんです。

でも、交換を続けることで、
たとえ100万円分売上て、100万円経費をつかってしまい
お金がなくなっても、ゼロにはならず
チームの間に、信頼関係と相互理解が蓄積して、
次から行うプロジェクトがさらにスムーズになります。

そして私には、100万円分のセールス経験と
価値提供をした経験と
100万円ぶんのお客さんからの信頼と
100万円の経費を使う経験がえられます。

これを仮に全部自分で納品(価値提供して)
100万円を、自分の欲のためだけに使ったら
100万円分の消費者経験で終わります。

独立してみて、仕事で一番の悩みは人間関係の悩みだった。

起業1、2年目。
他者(お客様や外注先/チームではない)への疑心暗鬼でモヤモヤしている時間が一番長く、何の生産性もない時間でした。

疑心暗鬼はなぜ生まれるかというと、
コミュニケーション不足です。
信頼不足です。
でも、沢山のコミュニケーションやお金や時間を交換してゆくことで
信頼関係が生まれて、チームとの仕事がスムーズになります。

スムーズになると、確認や指示が減って時間が生まれます。
時間が生まれると、私は新しい価値を作れます。

同じことをする場合は任せられます
人に任せられるようになると、さらに時間が生まれます。

かつては、人に頼むのも人選も苦手で
スタッフ研修に数十万払ったりして、
それでも上手くいかなかったメンバーがいましたが、
その人がいたことで、交換のスキルも高まりました。

5年事業をやって、お金が全く残らなかったとしても、
5年事業をやってきた経験とスキルと、信頼をおけるチームが残ります。
そんな風にして資産をためてゆく生き方をしたいです。

何でもお金に換金して、お金だけを貯める生き方は豊かにはなれないと思います。

何でもお金に換金すると、一瞬自分の収入は最大化するのですが、
自分が今後何かをしたいときに、
人に「お金」を交換条件にお願いするという方法しか思いつかないからです。

いま、私のまわりのイケてる人たちは「お金」では動きません。
お金もあるけれど、一番は「気持ち」「心意気」「依頼してくる人が好きかどうか」「友達かどうか」です。

友達かどうか?って…
お金の条件が合う人とは損得の関係。

友達になれる人は、ビジョン(方向性)に共感できるかどうか。
私は共感できる人で、かつこの人は一流でプロだ!と尊敬できる人にお願いしたいです。

あるいは、まだスキルはこれからという人でも
ビジョンや思いに共感できて
「私がこの人に提供できる機会で、この人をもっと輝かせたい」と思う人にチャンスと時間をかけて一緒に成長したいです。

お金を貯めるために何でも人を頼らず自分1人でやって経費をケチり、
お金をしこたま貯め込んでも、
そのお金を使う時間もなければ、新しいことを学ぶ気力も蓄えられません。

いま、身体が動くうちに、バイタリティがあるうちに
経験と信用とチーム、自分の意図を理解してくれる他者をたくさんつくりたいのです。

そうやって私は、またこの先5年後10年後も仕事を続けてゆきたいです。



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