本は雨天の友。私が本を好きな理由
こんにちは、10日間の夏休み(保育園が休み)の2日目にして、娘の「おかあさん攻撃」で瀕死になっています。
夫も自宅にいるはずなのに、2人が剃ろうとなぜか100%お母さんにしがみついてくるのです。「この大変さを夫にも理解してほしい」と思うのですが、娘と夫が2人きりの時は、娘も大人しく遊んでいるんです。全然ぐずらない。私をみた瞬間に赤ちゃんがえりが始まるようです。
辛いw
この夏休みに私なりに「色々やりたいな〜」と思って、本を買いこんだりしていたのですが、読む時間がなさそうです(涙)
毎月、数十冊の本を買います。
今日はどんな風に本を買っているのかを整理したいと思います。
本を買う目的
本を買う目的もいくつかあります。
1)仕事に活かすため
2)別の人間になってみるため
3)知らなかったことを知ることで、新しいフィルターを得るため
4)気分転換・暇つぶし
こういった目的があります。
1)の仕事に活かすためという場合
その分野の本を最低3冊、たくさん出ている場合は10冊くらい一気に買って目を通してゆきます。
仕事に活かすために本の活用については、また8月中に記事にしてみたいと思います。最近は、わらしべ商人の読書術というやり方をしり、専用のノートに概要をまとめてアウトプットするようにしています。
2)別の人間になってみるため
私という人間は私にしかなれず、私のこの人生を経験するしかないのですが、小説を読むと別の人間の人生を経験することができます。この目的では主に「小説」を読んでいます。子供を産むまではほとんど小説は読まなかったのですが、短編を読んで涙を流すととてもスッキリ、気分転換になるのです。
そして、全く違う別の人間の感じ方を体験できるところが気に入っています。(小説を好きな人には、今更な話なんですけどね)
最近は青山美智子さんの本がとても好きになって、
「木曜日にはココアを」は気に入って何人かにプレゼントしました。
3)知らなかったことを知ることで、新しいフィルターを得るため
これは、全く新しいジャンルのことです。
最近は祈りやスピリチュアルについて少し読んでいます。
「何かがうまく行く時の理由や要素」に、現実世界の指標以外で何かあるのかな?と思ったのがキッカケです。
例えば、ダイエットをしようとした時に、カロリーの知識しかないのと、糖質制限でケトンジェニックという体内の脂肪が燃える状態にする理論を知っているのでは、指標の数が増えてとり得る選択肢や再現性の高さが段違いになるからです。
4)気分転換・暇つぶし
在宅勤務だと1日中こもって仕事をしてしまいがちですが、気分転換に本屋さんに散歩に行くことが多いです。私にとって、本屋さんでビジネス書を眺める事は気分転換で、動揺するようなことがあった時にも本屋さんに行って本棚や文字を眺めていると、心が落ち着きます。
とはいえ、本は買いすぎて場所をとります。電子書籍派の方もいらっしゃるとは思いますが、貸し倉庫代を払っても私はKindleよりリアルな本の方に軍配が上がります。Kindleで読むよりも早く読める、図解がみやすいこと、そして何より紙の感触が好きだからです。
選書サービスをはじめたのも、こうした本の楽しさを、私なりのフィルターで人に伝えられたらと思ったからなのでした。
たくさん買った本をどうしているか
買った本のうち、2割くらいは内容を確認したら売っています。
1割くらいは、人にプレゼントしています。
3割くらいは、貸し倉庫に送っています。
残り2割くらいを、書き込んだり折り目をつけたりして、自宅の本棚にお迎えしています。
買うだけ買って満足してしまった本が2割くらい。
中身を読むことも大事だと思うのですが
「あ、この情報がもう本になっているんだ」と思って
本屋で見つけて頭がぐるぐる回って
購入してから家に帰るまでに色々と考える、
これだけでも買った意味があったと思うようにしています。
(言い訳臭いか)
本の効能としては色々あると思うのですが、「本は雨天の友」といますか、調子がよくない時も黙ってそばにいてくれる、私にとっては駆け込み寺のような存在です。
自分にとって宝物になる一言を見つけられた時に、時間と空間を超えて、その言葉を生み出した著者と出会うことができるような気持ちがします。
もうしばらく、コロナ禍で人に会いづらい状況が続きますが、本を通して知の賢人たちとの対話を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜひ、あなたのおすすめの一冊を教えてください。