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ナポリ炊ン、つくる。

ミニクッカーで作るお部屋ランチ。
今日のメニューは「ナポリ炊ン」

気がついたら、スパゲティと呼んでいたものが、いつのまにかパスタと呼ばれることが多くなりました。
「イタ飯ブーム」がおきたのは1980年代後半から1990年代初頭。今ならコンビニでも売っているティラミスを行列に並ばないと食べれない時代でした。そもそも「イタ飯」がすでに死語のようです。

スパゲッティ、スパゲティー、スパゲッティー、スパゲティ。ぼくはスパゲティと呼ぶ派です。
「spaghetti」という語は、イタリア語で紐を意味する「spago」から由来しています。
イタリアでは直径1.9 - 2mm程度のものをスパゲッティと呼び、そのほかは太さによりそれぞれ、フェデリーニ、スパゲッティーニ 、スパゲットーニ 、ヴェルミチェッリなど、さまざまな呼び名があります。日本ではこれらもスパゲティと呼ぶことが多いようです。
ぼくは1.6mmをよく使います。それをスパゲティと呼んでいますが厳密には間違っているのですね。

最近、ワンパンパスタのレシピをよく見かけませんか?
フライパンひとつでソースを作りながら麺も茹で上げるレシピです。流行っていますよね。
そのレシピではよくスパゲティを半分に折ってフライパンに入れたりします。
スパゲティの長さには意味があるので、そんなことをするとイタリア人が怒るとよく言われたりしますが、イタリアでも折って入れることがあるらしく、それほど怒られることでもないようです。

それよりもなによりも「ナポリタン」です。
ご存知のように「ナポリタン」は日本生まれの日本育ちの料理です。
イタリア人にしてみれば、スパゲティにケチャップを使うなんて何してくれてまんねん、だそうです。

ブルガリアの体験型旅行サイト「Taste Atlas(テイスト アトラス)」が「世界の伝統料理ランキング」を発表して、日本のKarē(カレー)が1位になり、インドの人が怒っているというニュース記事(2023/02/06 FNNプライムオンライン)がありました。
次に「ナポリタン」がランクインするとイタリアの人たちが怒りますよ、きっと。

それでもぼくはミニクッカーで作る「ナポリ炊ン」が好きなんです。

   ーーーーー材料ーーーーー
   *スパゲティ     100g
   *塩         2g
   *お湯(熱湯)    160g
   *オリーブオイル   小さじ1
    トマトケチャップ  大さじ3
    ウスターソース   大さじ1/2
    白ワイン      大さじ1
    バター       8g
    コショウ      ひとつまみ
    マッシュルーム   1袋
    フライドオニオン  山盛り大さじ1
    あらびきソーセージ 2本(斜めうす切り)
    冷凍ブロッコリ   2〜3個
   **マヨネーズ    大さじ1/2〜
   **追いケチャップ  お好みで

《作り方》
適当な容器に*を入れ、かるくまぜたら5分置いておく。
ミニクッカーに**以外の材料を入れて、スイッチON。
スイッチが切れたらマヨネーズを入れ、味がもの足りなければケチャップを追加して、よくまぜる。
お好みで粉チーズ、パセリをトッピングしたら完成。

《備考》
スパゲティは「マ・マースパゲティ1.6mm」を使用しています。「ディ・チェコ」に代表されるブロンズダイス加工のスパゲティは粘り気がですぎるのでおすすめしません。

マッシュルームは「キューピーサラダクラブ」のスライスタイプを使用しています〈固形量50/総量90g〉
これ以外を使用する場合は40gの汁量を基準として、お湯の量で汁の増減量を調整してください。

フライドオニオンはダイソー、キャンドゥで購入しています。

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