【ロボット相撲】自立型制御基板 製作記#1
私は現在「ロボット相撲」という競技に参加しており、あるチームでエレキ部(制御基板製作)を担当しています。本記事より、どのようにその基板を作っていくのか備忘録的に書いていこうと思います。「ロボット相撲って?」と思った方は#0(↓)の記事をご覧ください。
どんな基板にすれば良い?
まず一言に「基板」といっても何からすればいいのでしょう?
それは基板を作るうえで一番大事にしたい「コンセプト」を決めることです。当然のことなんですが、これを決めなければ良いものはできません。
今回の基板は「信頼性の高い(壊れない)基板」をコンセプトにしたいと思います。
その理由として以前、各自で一台ずつマシンを作成していた時に一番苦しんだのが基板の故障・不具合だったのです。大会本番、ロボット同士が組み合ったときの衝撃で突如停止→敗戦ということがあり悔しい思いをしました。どうしても本体の強さや作戦の方に頭がいってしまって基板の方は応急処置の継ぎ接ぎだらけになってしまったんですよね。いくら強靭でパワーのあるマシンができても、当然、試合中に動けなくなったりそもそも作戦通りに動けなければ意味がないのです。その「当然」を確実に行うためには基板の信頼性は必要不可欠です。
↓以前使用していた基板 - 配線も飛び出して、継ぎ接ぎだらけでよく壊れた
短いですが、今回はここまで。
次回からコンセプトである「信頼性の高い(壊れない)基板」を作るための方針決めと、作成の流れについて書いていきます。皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。#2をお楽しみに。
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