【ロボット相撲】2024全国大会イベントレポ
ご覧いただきありがとうございます。
前回の関東地区、近畿地区予選会に引き続き、今年の集大成となる全国大会のレポも書いていきたいと思います。
もしよければ以下の関東予選、近畿予選のレポも併せてご覧ください。
運営が配信した全試合の動画がYouTubeにありますので、実際の試合が気になった方はこちらもご覧ください。
↓全国予選(1日目)
↓全国決勝(2日目)
全国大会について
冒頭に書いた通り、全国大会は相撲の聖地 両国国技館で行われる、各地方、各国予選を勝ち抜いた精鋭のみが出場できる集大成の場です。
世界各国の選手も集まる世界大会でもあり、予選よりレベルの高く上位に進出するにはより確かな実力が必要となります。
会場入り
24年12月7日。近畿予選から1月半後に開催された全国大会は予選とは一味違う緊張感に包まれていました。
全国大会は、土俵が全国仕様の高台になっていたり、大画面の液晶に試合映像が映し出されていたり、選手ピットが升席で区切られていたりなど予選とは大幅に違う環境での大会となります。
私たちもここ最近は毎年出場できてはいますが、今年は新基板の搭載など、自分担当の変更も多く、いつもより緊張します。
試合の進行・結果・所感
今回我々のチームで優勝目指して全国出場したのは、3kg級3台、500g級1台の計4台。
トーナメントは基本的にくじ運で、1回戦があるマシンとラッキーな2回戦からのマシンがいます。
私のマシンは更に運がよく3回戦からなのでしばらく待機。
出番待ちの間に、チームの仲間のマシンの対戦があるので応援します。
過去ベスト8の実績のある1台は順調に勝ち進んでいきます、が昨年全国決勝出場した1台はマシントラブルで初戦を落としてしまいます。
先日発生した原因不明の電源リセットが、まさかの本番で発動してしまいました。。。
自分が開発した基板のトラブルなので申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本番までに解決できなかったのが悔やまれます。。。
私が補助員をするマシンの出番が来ます。
作戦も確認し万全で挑んだつもりが、、、なんとモータが動かないというトラブルが発生。
何もできず負けてしまいました。。。
事前にしっかりと動作確認をしておくべきでした。。。
500g級の1台も残念ながら初戦を落としてしまい、最終的にチームの4台のマシンのうち1台だけが2日目の決勝に進む結果となりました。
所感として、今年の大会は全体的に海外勢のレベルアップが見られました。昨年までは正直当たったらラッキーと思える海外勢が多数派だったのですが、今年は日本勢の上位者と遜色のないマシンが多いと感じました。
来年に向けて、マシンのパワーアップと事前研究をさらに重ねていく必要がありそうです。
また500g級の出場マシンが思ったより多く、もしかしたら3kg級より盛り上がっているような印象も受けました。
実況解説の方の話では海外ではすでに多くの大会が開かれているそう。
比較的低コストで始められることもあり、来年以降はもっと大規模になるかもしれませんね。
さいごに
総括として、今回は基板含むマシントラブルが原因での敗北があり、自分としては非常に悔いが残る結果となってしまいました。
今回の経験を糧に来年は基板にさらに改良を加え、また両国の地にリベンジしに来たいと思います。
500g級も想像以上の盛り上がりだったので、自分も来年はそちらでのマシンの新調・出場も検討していきたいですね。
長文をお読みいただきありがとうございました。(自分のマシンが1日目で脱落したので2日目のレポは多分なしです)
また来年に向けたマシン開発記事を(今年こそは)書いていきますのでよろしくお願いいたします。