社会見学
三連休に長野に行ってきた。
目当ては、北アルプス芸術祭。朝、あさまに乗って長野で降り、レンタカーで大町へ行く。途中、道の駅でシャインマスカットや、大福を買って、食べる。ケンミンショーか、マツコの番組か忘れてしまったが、紹介されていた長野の道の駅の名物を買いたかったが、混んでいて、入れず。芸術祭では、二作品ほど観る。夫が学生時代に読んだことのある西丸震哉という人の記念館に行く。蝶の標本や、人喰い族の人骨など、生涯をかけて集めた貯蔵品が見れた。寒冷化するとか、41歳寿命説とか、当たらなかったが、好きなことができて、一定の地位も築けて、幸せそうな一生を送った人の印象がある。
宿は、白馬のスキー場に併設されているペンションで泊まる。料理に定評があり、評価通り、美味しい。久しぶりにコース料理を食べる。すっかりスキーをしなくなってしまったが、青春の1ページを思い出した宿であった。翌日は、栂池自然園を散策した。紅葉の季節で、ゴンドラもリフトも混んでいた。2時間くらい散策した。周りの山は、紅葉して美しく、トレッキング日和で、素晴らしい景色を堪能できた。
山を下りて、糸魚川へ行く。2016年に大火災が起きて、街の主要な商店街が焼けてしまった。復興後にできた集合住宅や駅北広場キターレを見学。糸魚川は、過去13回にわたり、大火災が起こり、すべて強風が関係しているようだ。30時間かけて鎮火、3階を超える火柱、3桁の建物が焼けたなど。
糸魚川は、地層的に東日本と西日本を分ける境界の上に位置しており、フォッサマグナパークでは、北アメリカプレートとユーラシアプレートのぶつかったと思われる地層の境界線が見ることができた。
今回の旅は、観光だけでなく、まさに大人の社会見学として、知見を深めることができた。