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元気づけられた
8月の終わりに、サッカー日本代表監督の森保さんの記事を読んだ。この時期になると、新学期が始まり、不安定になる子どもや親に向けての話であった。森保監督は、子供の頃、二度程、いじめにあったそうだ。一度目は、小学校低学年で、ランドセルを窓から捨てられたり、帰れと同級生に言われたりした。しばらく学校に行き渋っていたが、先生に相談したら、いじめた子に注意をしてくれて、いじめはなくなった。2度目は、中学の時で、入学した中学にサッカー部がなかったので、隣の中学に練習生として、サッカーをしに行っていた。練習しに行っている立場なのに、他の人を押しのけて試合に出るようになると、同級生は、口も聞いてくれなくなった。サッカーをやめたくなったが、先輩達は声をかけてくれた。励ましてくれた。プロになってからも、評価が低くて、一人だけ、下部チームに行った。日本代表になっても、監督が変わると急に出場時間が少なくなったりした。
自分が監督になってからは、負ければ、采配や選手起用についてボロくそに言われたり。
そんな不遇な時を経て得た教訓は、皆が皆、自分を嫌っているわけでない。自分を認めてくれる人が必ずいるので、コミュニケーションをする相手を変えてみる。仮に誰も認めてくれない場合でも、自分で楽しめる時間を過ごせばいい。
また、思ったほど、上手くいかない時があっても、自分を否定しないで、まぁ、それもおまえだよなと自分を肯定してあげてほしいとあった。
この記事を読んで、最近、バレーボールで、セッターをやらせてもらえていたのに、やらせてもらえない時期があったり、アタッカーとしての信頼がないためか、自分の所に全然トスが上がらないことがあったりした。中年になってからバレーボールを始めたので、当たり前といえば、当たり前かもしれないが、なんだか自分を否定されたようで、落ち込んだ。
そんな時は、別のバレーボールに行ったり、わんふらバレー、スポレックなど別のスポーツをした。そこでは、別の仲間がいるし、自分にも伸びしろがある。時には褒められることも、ある。
こうしてやり過ごしている間に、状況は改善した。
森保監督の言葉は、大人の私にも響いた。