【備忘録00】不安な気持ちばかりで忘れかけていたこと
海外出発がいよいよあと1ヶ月を切ったころから、
私はかなり焦ってしまっていた
得体の知れない不安もあった
うまくできるかだろうか
ひとりで過ごせるだろうか
寂しさに打ち勝てるだろうか
夫に負担をこれ以上かけずにどうしたらいいだろうか
友達のこと、家族のこと、夫のこと
自分のこれからのこと
仕事のこと
フィリピンでの語学学校
カナダでの職探しや家探し
全てが不安でしょうがない
だけど自分で行くと決めたから、
不安だとも言ってられない
そんな気持ちを日々持ち続けていた
私は自分のことをしゃべるのが苦手だから
自己主張とは程遠い世界にいて
日本語でもしゃべることが緊張するのに
英語となると、簡単な英語すら出てこない
質問してみたくても言葉が出てこない
そんな場面に何度も直面して
少なからず心が折れそうになることもあって
いやいや、だってまだ行ってすらいない
そう、行ったらこんなこと何度もある
幾度とだってある
行く前からこんなんでどうする
でも自信なくすよ〜
いや元々ないんですけどね〜
私ってこんなに空っぽだったのかって
人の話は聞くの好きだから聞くし
興味があるからたくさん話して欲しいと思うけど、
でも、自分のこととなると独り言すら出てこない
自分の起きたことで誰かに話したくても
どう話していいかわからない
例えば、
今日ここ行ったよ〜
何してきたよ〜
とか、言っても…で?って話しか私はできない気がする
それって相手も困ると思って
そんな場面を何度も見て
感じてきたから
雑談ができない
そう思う
ばかなんだよなぁ。
ばかなんだよ。
でも、先日友人に会ったとき
海外に行くことを伝えた時に
楽しみだねぇ…!
楽しみでしょう…!!!
って言ってくれた時
それでも不安なことがたくさんあって
その話をしたら
全部をポジティブに変換してくれて
でも行ったら生活をしていかなきゃいけないから
どうしたって順応していく
英語だって自然と身についていくさ
それが順応するってことだから
それに今は可能性に満ち溢れている
まずは行くと決めたことが何よりすごいことだよ
誰にだってできることじゃない
それでもし無理だと思って帰ってきてもそれは英断だから
幸い君には、
どこにいてもなにかあったら連絡を取れる旦那さんや友達がたくさんいるでしょう
楽しまなきゃ
まず1番最初にきみがもっていた、
1番最初に大事にしていた気持ちなんだから
そうだった…!!!
楽しみにすることを忘れてた!!!!
知らないものを見て
知らないことを知って
それがしたかったから行くと決めたんじゃないか
英語が話せなかったら
正解じゃないとかそんなわけないじゃない
いつもの悪い癖が出てた
英語が話せなければダメな人間なんて
そんなふうにまた思ってたのかも知れない
毎日写真を撮ろう
毎日日記を書こう
写真撮ってたくさん送ってよ
帰ってきたら写真集にもできるじゃない!
そんな話をした
これからやりたいことをやりにいくんだ
それは英語が話せるようになるだけじゃない
たくさんいろんなところに行きたいんだ
他にもたくさんの友達が、
楽しめるきっかけを教えてくれた
大丈夫、そんなもんでいいんだって
ってみんな言ってくれた
なんて幸せ者なんだろうなぁ。
本当に私は周りに救われている。
帰ってくる場所があるのだから、
何を臆することがあるだろうか。
楽しめ私。
こんなに楽しんでおいでと言ってくれる人が
周りにたくさんいるんだから。
楽しみ尽くすことを忘れるな。
全てを笑いに変えるんだ。
できないことにばかり後悔するな。
立ち止まるな。
歩き続けろ。